「春の高校バレー」として行われる第72回全日本バレーボール高校選手権大会の県代表決定戦(産経新聞社など主催)が16日、…

 「春の高校バレー」として行われる第72回全日本バレーボール高校選手権大会の県代表決定戦(産経新聞社など主催)が16日、津市の市安濃中央総合公園内体育館で行われた。男子はコンビバレーの精度を上げてきた松阪工が津工をストレートで下し、5年連続37度目、女子は4セットまでもつれこんだが、地力に勝る三重が粘る津商を引き離し3年連続4度目の優勝を飾り全国大会への切符を手中にした。大会は来年1月5日から、東京の「武蔵野の森総合スポーツプラザ」で行われる。

 決勝戦は5セット制で、午後0時から女子、続いて男子の順番で行われた。詰めかけた両校応援団の声援と太鼓の音が響く中、決勝まで勝ち上がってきた4チームが県代表を決めるにふさわしい熱戦を繰り広げた。

 試合後の表彰式では、優勝校の松阪工と三重に優勝メダルとトロフィーが贈られ、準優勝の津工と津商の健闘もたたえられた。

【男子】

 松阪工は、クイックやフェイントなどで1セット目の序盤を連続得点し、津工の出鼻をくじくと、中盤でもブロックなどで引き離し、相手チームに7点しか与えず、リズムをつくった。

 2セット目以降も、1セット目の勢いを生かし相手のアタックを拾い続けたほか、クイックやコンビバレーで3セットまで連続で勝利し、津工を退けた。

 津工は決勝戦まで粘りのバレーで勝ち上がり優勝を目指したが、松阪工の戦術にはまり、特色が出せなかった。

 米倉友哉主将の話「課題だったサーブレシーブが改良され目指すコンビバレーができた」

 橋本雅司監督の話「去年からの経験者を中心に落ち着いたバレーができた。全国大会ではベスト4を目指す」

 〈決勝〉

松阪工  325-70 津  工

      25-17      

      25-14      

      (5年連続37回目)

【女子】

 1セット目、三重はサーブミスやラリーの競り負けなどで津商に奪われた。しかし、2セット目は気持ちを入れ替え7連続得点をし、そのままフェイントやコースを狙ったアタックなどで奪取。

 3セット目は30-28までもつれたが、ブロックアウトなどを誘い競り勝った。勢いを維持した三重は4セット目でも粘り強く拾い続け接戦をものにした。

 津商は1セット目の勢いを2セット目以降も生かしたかったが、サーブミスなどで自滅した。

 水谷花主将の話「インターハイで津商に負けていたので、全員一丸となって粘り勝てた」

 中村純一郎監督の話「相手チームに研究され1セット目を失ったが粘って態勢を立て直すことができた。全国大会でも一戦必勝を期す」

 〈決勝〉

三  重 320-251 津  商

      25-21      

      30-28      

      25-23      

      (3年連続4回目)