涌井→岩下→益田、3投手の継投で鷹打線を封じる「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン eペナントレース 第2節が9日、フジテレビ内特設ステージで行われ、パ・リーグの第2カード第2試合でロッテ・清野敏稀がeBASEBALL史上初と…

涌井→岩下→益田、3投手の継投で鷹打線を封じる

「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズン eペナントレース 第2節が9日、フジテレビ内特設ステージで行われ、パ・リーグの第2カード第2試合でロッテ・清野敏稀がeBASEBALL史上初となる継投による完全試合を達成。eBASEBALL史にその名を刻んだ。ロッテはソフトバンクに2勝1敗と勝ち越し、第2節で首位に浮上した。

 1カード3試合で行われるeペナントレース。2試合目に登場した清野は先発・涌井が持つボールの着弾点が遅く表示される特殊能力「球持ち」を活かした投球で強力鷹打線を翻弄した。その後も岩下、益田と鉄壁のリレーで一人の走者も許さず、eBASEBALL史上初となる継投による完全試合を達成した。打線は初回に鈴木の中前安打で先制。投手陣が1点を守り切った。

 第1節の日本ハム戦では10安打8得点と打ちまくった清野。この日は「今日は打てなかったけど、(前回の勝利に対して)調子に乗ることなく、丁寧にやれたことがよかった」と偉業達成を振り返った。チームは昨年最下位に終わったが、この日の勝ち越しで首位に浮上。目指すは日本一だ。「(完全試合達成が)自信になると思う」と頷き、次節を見据えていた。(安藤かなみ / Kanami Ando)