<写真・バスケットカウントを獲得し、ハイタッチする渡辺と井上(左)> 11月2日、 奈良学園大学登美ヶ丘キャンパス体育館にて令和元年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦2巡目の第5戦が行われた。関学は大人科大と対戦し、69-88で敗北した…


<写真・バスケットカウントを獲得し、ハイタッチする渡辺と井上(左)>

 11月2日、 奈良学園大学登美ヶ丘キャンパス体育館にて令和元年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦2巡目の第5戦が行われた。関学は大人科大と対戦し、69-88で敗北した。

   2巡目4連勝で迎えた、首位・大人科大戦。1巡目での雪辱を果たすべく、第5戦に臨んだ。第1クオーター(Q)開始から、力の差を見せつけられる。開始27秒でC水谷(文3)のシュートで先制。しかし、直後からファウルが重なり、フリースローを沈められると次々に失点。F井上(文4)、C川腰(社2)の3連続得点で、立て直すも、逆に連続で失点し、12-23で終えた。続く第2Qでも、大人科大ペース。序盤に、PG山口(教3)の3点シュート、F渡辺(社4)のバスケットカウントで勢いづくも、直後から連続で10失点を喫した。明け渡した流れを取り戻せず、29ー43と、点差を広げられて前半を折り返した。しかし、第3Qからは関学が意地を見せる。開始直後に失点するも、開始40秒から、3点シュート2本を含む4連続得点。その後は両チームとも点を取り合う展開となり、49ー58と点差を詰め最終Qへ。開始から渡辺の3点シュート、川腰のシュートで4点差に。しかし、反撃もここまで。直後に2本の3点シュートを浴びて、流れを奪われた。中盤からは防戦一方となり、圧倒的な力を見せつけられ、69ー88で敗北。2巡目初黒星を喫した。また、本日の結果により、今年の関西制覇の可能性は消滅した。

 次戦はあす、14時20分より同会場にて同大会の第6戦が行われ、関学は大体大と対戦する。

試合後のコメント

井上桃子主将「試合を通して、ハリバックで相手のセンターに抜かれていて、インサイドでの失点が重なってしまった。試合前にディフェンスの優先順位の最上位に上げていたゴール下でやられてしまっていた。相手は自分たちのミスを一切見逃さず、隙を見せるとすぐに流れ持っていかれた。負けるべくして負けたという感じ。それでも時間帯の関係もあるが、ディフェンスからブレイクに行けていた場面もあった。これからは、試合を通してそれをどれだけ出せるかが勝負になってくる。関西制覇の可能性が消えたのは悔しいが、今は切り替えが大切。次に狙うのはもちろん2位なので、あすの試合は絶対に勝ちたい」