「春の高校バレー」として行われる「第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(日本バレーボール協会、産経新聞社、フ…
「春の高校バレー」として行われる「第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会」(日本バレーボール協会、産経新聞社、フジテレビなど主催)の代表選考会を兼ねた「第25回神奈川県高校バレーボール男女選手権大会」が3日に開幕する。今大会には男子120チーム、女子151チームが出場。県内25会場で行われ、勝ち上がった男女上位各2チームが、来年1月5日から武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で開催される全国大会の出場権を手にする。
3日に男子3回戦、女子4回戦まで、4日には準々決勝までが各会場で行われ、17日に準決勝と決勝が小田原アリーナ(神奈川県小田原市)で行われる。
■男子
今大会の中心は、いずれも昨年度の春高出場校の橘と東海大相模だ。この2校の後を、強豪校の弥栄と藤沢翔陵が追う展開となるか。
橘は1セットも失うことなく全国高校総体予選で優勝するなど、圧倒的な強さを見せている。ダブルエースの山本帯刀(たてわき)と梶原由哉を中心とした攻撃と、手堅い守備で優勝を狙う。東海大相模は昨年の県大会1位の勢いそのままに、平均身長約185センチの高さあるバレーで猛攻撃を仕掛ける。コートを縦横無尽に使った2年の西山大翔(ひろと)の強烈なアタックは見どころだ。
弥栄は、正確なレシーブからのコンビバレーが強み。藤沢翔陵は予測不能なボール展開で、対戦相手を翻弄できるか。春高出場の切符をかけた強豪4校の争いが注目される。
■女子
優勝に最も近いところにいると目されるのは、ともに今夏の全国高校総体に初出場を果たした星槎、三浦学苑の2強。だが、実力校の東海大相模、橘、伊勢原も虎視眈々と頂点をうかがっており、展開が読めない混戦となりそうだ。
県大会で初優勝を果たし、高校総体出場を決めた星槎は、キャプテンの天野愛美がチームの要。攻守共に優れたスピーディーな試合運びで、相手を翻弄する。同じく勢いに乗る三浦学苑はキャプテンの岡部たまみと、リベロの金子千愛(ちえ)の2人が主軸。積極的に攻めるバレーで、2年連続の春高出場となるか。
新人戦初優勝の東海大相模は堅実な守備が強みで、昨年度の春高出場校・橘も巻き返しを図る。伊勢原も持ち味の速攻を武器に、勝ち上がりを目指す。