■「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月28日~11月3日/室内ハードコート)

結婚式を終え、現地入りしたラファエル・ナダル(スペイン)が試合前の記者会見で以下のように話した。(前編)

Q: まず、この度のご結婚おめでとうございます。パリに来てどのような気分でしょうか?全仏オープンでは何度も優勝しておりますが、ここではまだ優勝がありません。どのように受け止めていますか?シーズン終わりになるとやはり厳しいものがあるのでしょうか?また、サーフェスが苦手とか?運が悪いだけとかでしょうか?

「全仏を12回優勝できたのは、運じゃない。だから、ここでまだ優勝できていないのは運は関係ないよね。それが現実だよ。確かに、ケガとかも多かった。だから大会出られなかったこともあった。他は単純に対戦相手が僕を上回るプレーをしただけだよ」

「もちろん、インドアでは苦戦はしているよ。少しは上達してきているとは思うけどね。今年のサーフェスはすごく速く感じるね。ま、でもここに来られたのはすごくうれしい。この街は僕にとってはすごく意味があるからね。いつも気持ちよくプレーができる。とにかく水曜日の初戦までは正しい準備をしたいよ」

Q:手の調子はどうですか?痛みとかありますか?まだ違和感とかあるのでしょうか?

「そういう質問はしないでくれるかな(笑)」

Q: 仕事ですから・・・

「どうだろう。“全米オープン”では色々問題はあったし、”レーバー・カップ”も想定の終わり方ができなかった。それで少し休憩をいれたからね。気分はいい。だから、ここに来た。目標は100%を出しつくすプレーをすること」

Q: ご結婚おめでとうございます。今回パリは新婚旅行になりますか?

「全く違うね」

Q: 結婚式とかですごく忙しかったと思います。カザフスタンでのチャリティーイベントは参加されましたか?

「そうだよ。カザフスタンでのイベントがあったからね。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)も来てくれてプレーしたんだよ。彼には本当に感謝している。だから色々と気分がいい状態だね」

「結婚式で当然、日曜日は休んだけど、月曜日、火曜日は練習。水曜日はカザフスタンへ移動して、木曜日の夜中ここに着いたからね」

Q: それでは新婚旅行の時間はないのですか?

「ははは。全くないね。やらなければならないことをしていたのと、シーズン中に時間を作らなければならないからね。だから、色々と話し合って、テニスでの優先順位を考えて、結婚前に時間を作っていたから、今はツアーに戻ってきた状態だよ」

Q: 11月はお忙しくなると思います。それ以降の予定を教えてください。

「みなさん、よく分かっていると思うけど、ここパリとそれ以降はロンドン、マドリードになる。あとは気分と調子にもよるけどね」

Q: 今年はファイナルへ向けたランキングが1位になりました。シーズン終盤でここまで競っていることはなかったと思います。何か違いがありますか?特別な思いがあるとか?あなたにとって、最終ランキングの意味を教えてください。

「ま、はじめてのことじゃないからね。今まで何回かおなじような境遇はあったと思う。2017年にここへ来て 、あと1試合という状況だった。それでここでその試合に勝てた。ツアーファイナル直前でもそういう時はあったと思う。当然、シーズン全般を通して言えるのはすばらしいことだと思っているよ。2位より1位がいいし、3位より2位がいい。それが1位で終われるのは言うことがないよ。でも、中国には優先順位をいろいろ考えた結果いけなかったので悲しかった。それと、ここ何年か言っているけど、1位になることが目標じゃない。シーズン終わりに1位だったら、すごくうれしい。でも、それを達成する為に予定や計画を変えたりはしないと思う。とにかく、これからいくつかイベントがあるけど、ベストを尽くすだけさ」

後半へ続く

※写真は「全米オープン」で優勝したナダル

(Photo by Al Bello/Getty Images)

(テニスデイリー編集部)