誰もいないところで投げるのが得意のようで…北九州カーニバルで66m00の日本記録を樹立することができました。朝2時から起きて見てくれたコーチのうなり入りのビデオ。ほんとに嬉しくて信じられない。笑笑 pic.twitter.com/3YGvK…

27日、陸上の北九州カーニバル最終日が北九州市本城陸上競技場で行われ、女子やり投げは北口榛花選手(日本大学)が66m00の日本新記録で優勝した。従来の記録は5月に自身が出した64m36で、大幅更新となった。これを受けて北口選手は自身のTwitterを更新。「嬉しくて信じられない」というコメントと共に、コーチが撮影してくれた大会の動画をアップした。

9月30日には、カタールの首都ドーハで開催された第17回世界選手権に出場した北口。この時は、全体で上位12名が予選通過となる中、11位の選手とわずか6cmの差で13位に終わり、決勝進出を果たせなかった。涙を飲んだ世界選手権から約1ヶ月、大きな大会ならメダル獲得も目指せる記録に喜びを爆発させた。

記録を伸ばすために単身チェコに渡るなど、北口は臆することなくチャレンジし続けてきた。その挑戦は約10ヶ月後に迫った東京五輪、そしてその先へ続いていく。前向きにチャレンジを続ける彼女の投てきに注目だ。