<写真・ベンチに戻り、ガッツポーズを見せる藏本>    10月19日、わかさスタジアム京都にて令和元年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦第8節(対関大第2戦)が行われた。   まさに接戦だった。2回、先頭打者の中内(経4)が二塁打を放ち、その後…


<写真・ベンチに戻り、ガッツポーズを見せる藏本>

   

 10月19日、わかさスタジアム京都にて令和元年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦第8節(対関大第2戦)が行われた。

   まさに接戦だった。2回、先頭打者の中内(経4)が二塁打を放ち、その後犠打で三塁まで進むなど、関学は序盤から果敢に攻めた。両者無得点で迎えた4回。前原(社4)、衛藤(経1)が四球で出塁すると、藏本(経4)の二塁打が適時打となり先制に成功する。5回にも中内、野口(社3)が二者連続安打を放つなど、関学打線は好調だった。逆転され、迎えた6回。佐藤(国1)が安打で出塁すると、本日2本目の藏本の適時打二塁打で1点を返す。さらに、相手の暴投で追加点。再び関学がリードを奪った。だが、その後は出塁はあったものの得点にはつながらず。延長13回までスコアボードには0の数字が並んだ。一方関学の先発は衛藤。4回まで8つの三振を奪うなど、安定感のある投球を見せた。だが、続く5回に3本の安打を浴び、2失点。逆転を許した。その後は再び調子を取り戻した衛藤。しかし、関学の1点リードで迎えた9回。先頭打者に2塁打を放たれ、犠飛で失点。マウンドを下りた。継投したのは石丸(商3)。11回に2死一二塁のピンチを迎えるも、しっかりと抑えた。12回から投げたのは原暁(経3)。出塁を許すも、失点は回避。悪天候の中行われた延長戦は投手陣の投げ合いで決着がつかず。グラウンド不良と連名規定により3ー3で引き分けとなった。

   次戦は21日、同会場にて第8節対関大第3戦が行われる。

【関大】高野、定本、森、鷲尾、香川、港ー久保田、林

【関学】衛藤、石丸、原ー佐藤、板倉(教4)

試合後のコメント

中内理貴主将「きょうは雨が降り、寒い中での試合だったが、みんなの勝ちたい気持ちがよく出ていたいい試合だった。みんな最後で、4年生は負けたら引退という気持ちで、打線をつなぐことができたと思う。同点で終わり、勝たないといけなかったが次につなぐことができたのは良かった。相手の関大も勝ちたい気持ちが強く、簡単には勝てない相手。次戦で負ければ引退、勝てばもう一試合ある。準備と体調管理をしっかりして、全打席打つつもりで戦う」