<写真・同点ゴールに喜ぶ選手たち> 10月19日、天理親里ホッケー場にて、2019年度関西学生ホッケー秋季リーグ予選第3戦が行われ、関学は天理大に2-3で敗北した。  学生ホッケー界の「4強撃破」を掲げているサンダースにとって、勝負の一戦と…


<写真・同点ゴールに喜ぶ選手たち>

 10月19日、天理親里ホッケー場にて、2019年度関西学生ホッケー秋季リーグ予選第3戦が行われ、関学は天理大に2-3で敗北した。 

 学生ホッケー界の「4強撃破」を掲げているサンダースにとって、勝負の一戦となった。第1クオーター(Q)6分に失点。だが、そこから粘った。宮倉(経3)、加藤(法4)など、守備陣はインターセプトから攻撃の流れをつくり、攻撃陣がボールを保持。同12分は吉原(人1)がボールを持って、前線へ駆け上がった。惜しくもゴールはならずもペナルティコーナーを獲得。だが、ここでも決め切れず1点ビハインドで第1Qを終えた。第2Qでも守備は崩れず、無失点。第3Qで、試合の流れは変わった。第3Q5分、寺川(文4)が仲間がゴール前まで運んだボールを押し込みゴール。天理大から3年ぶりの得点を挙げ、同点に追いついた。だが、第4Qで立て続けに2失点。劣勢に立つも、サンダースの集中力は切れなかった。第4Q14分、寺川のパスを受け、原田(国4)がゴール。創部以来初めて、天理大から2得点目を挙げた。だが、このまま2-3で試合は終了。5年ぶりに天理大に1点差まで詰め寄った。

 次戦は10月23日、東京都大井ホッケー競技場にて第41回全日本学生ホッケー選手権大会1回戦(対山学大)が行われる。

試合後のコメント 

原田千愛主将「春の天理大戦は0-6で、相手に振り回されていた。きょうの結果は、春に負けた分、夏にしっかり頑張ってきたことができた証拠だと思う。きょうの勝因は、全員で引かずに前に攻められたこと。4強撃破に向けて、インターセプトとプレスを意識してきた。守備陣がしっかり守り切ってくれて、そこから全員で攻められたことが良かったと思う。きょうの試合は、インカレに向けてプラスになった。4強から得点を挙げられたことで自信もついたと思うので、インカレでも山学大を倒せるように全力で勝ちにいく」