3カ月に渡るリーグ戦は2巡目に突入した。首位の明大は日体大を寄せ付けず6-1の快勝。今季7個目の勝ち星を重ねた。

◆9・7~11・24 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

▼10・14 対日体大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

 ○明大6{2-0、2-1、2-0}1日体大

 強力FW陣の仲間入りだ。第3ピリオド開始34秒、DF青山大基(法2=釧路江南)の速いパスに、中央のFW吉岡莉央(文2=武相)が合わせた。パックはそのままネットの中へ吸い込まれる。これが吉岡にとって大学初ゴール。「狙って当てたのか、当ててくれたのか分からないくらい無我夢中だった。決められて最高です」。チームメートから祝福を受け、笑顔が弾けた。

 今試合、第1セットに起用された吉岡。これまで出番が少なかった後輩の出場に、FW池田涼希(政経4=北海)も「絶対に決めさせたい」。チーム全員がゴールを待っていた。それに応えるように試合開始から体を張ったプレーを続けた中で、訪れた待望の瞬間。「涼希さんの前で決められてよかった」(吉岡)。お世話になっている先輩に捧げる初ゴール。偉大なエースのように、これからも結果で恩を返していく。

 主役がもう一人。DF高木聖大(文3=日光明峰)は先制点を決めると、第2、3ピリオドにも立て続けにゴール。大学初のハットトリックで勝利をもたらした。今リーグ戦、DFながらチーム2位の5得点と抜群の存在感を発揮。この大活躍に「好きな人から返信がこなくて…とにかく目立ちたかった」。照れくさそうに悩みを口にした。リンクからあの人へ、思いを届ける3ゴール。振り向いてくれる日まで活躍を続けるそうだ。

 今試合は6-1で快勝。勝負の2巡目で好スタートを切った。例年にない混戦模様を見せる中、単独首位を走る明大。「このまま勝ち続けられるように頑張りたい」(高木)。続々とヒーローが誕生しているリーグ戦。全員ホッケーで、優勝街道をひた走る。

[福永智隆]

試合後のコメント

池田

――吉岡選手が初ゴールを決めました。

 「部屋っ子なので、絶対に一緒のセットになったら決めさせてあげようと思っていました。昨日の段階からそれは言ってきて、自分もすごくうれしいです。この初ゴールだけではなくて、コンスタントに試合に出て、チームを救うような得点を決めてほしいです」

高木

――3得点の大活躍です。

 「府中(祐也氏・平31商卒)さんが好きな選手のゴールパフォーマンスができたので良かったです。NHLジェッツのライネ選手のもので、府中さんがずっと一つをやっていて、それのもう一つをできました。ヘルメットも府中さんの背番号21が入っていて、得点感覚が府中さんから受け継げたのかなと思います」

吉岡

――今試合を振り返っていかがですか。

 「今まで全然出てこなかった僕がいきなり一つ目で出て、緊張しました(笑)。部屋の先輩である涼希(池田)さんや同期の雄大(佐久間雄大・政経2=白樺学園)とかみんながフォローしてくれて、楽しかったというのが一番です」

――ついに初ゴールです。

 「大学入ってから一番のチャンスだなと思って、今日なんとしてでも決めたいと思っていました。前日に部屋でも涼希さんと香田さん(凌辰・政経3=白樺学園)がずっと『お前絶対ゴールしろよ』と言ってくれて、だから決めるしかないなと思いました。でも、これからがスタートです(笑)。このゴールに甘えることなく、次からもどんどん狙っていきます」