「楽天ジャパンオープン」(日本・東京/9月30日~10月6日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦。6-3、6-4でジョコビッチが勝利し、決勝進出を果たした。試合時間は1時間29分。

両者は過去に7度対戦しており、ジョコビッチが6勝1敗と大きく勝ち越している。2017年に同大会で優勝していたゴファンを破り、決勝へとコマを進めた。

第1セット、序盤でブレークにしたジョコビッチ。その後、お互いにサービスゲームをキープし合う。そして第9ゲームでもゴファンのサービスゲームを破り、6-3で第1セットを先取した。

第2セットでは第1ゲームでブレークしたジョコビッチ。第2ゲームでゴファンにブレークポイントを握られるが、いずれもしのぐ。その後はゴファンにチャンスを与えず、6-4で第2セットを連取して勝利を決めた。

ジョコビッチは試合後のオンコートインタビューで「ありがとうございます。ありがとう」と日本語で挨拶。

第2セットでブレークポイントをしのいだときに大きな声を出していたことを問われると「心の中の叫びでした。あれはとにかく感情の表れでした。あのポイントが大きなものだったので、思わず出てしまいました」と笑顔で答えた。

またこの試合、ゴファンがオープンコートにウィナーを狙おうとするも、何度も先読みしてそれを返した。インタビュアーに「なぜあなたはそこにいるんですか」と問われると「この大会の前に忍者と一緒に訓練をしたからです。それと、私のコーチがサムライだからです。そして私の妻は皇帝です。なのに私はまだ日本のパスポートを持っていません。誰か私に日本のパスポートを用意してくれませんか」とジョーク。観客からは大きな歓声があがった。

勝利したジョコビッチは、先に行われた準決勝でライリー・オペルカ(アメリカ)を破って勝ち上がったジョン・ミルマン(オーストラリア)と決勝で対戦する。

「明日は決勝です。この大会の最後の日になります。素晴らしい日になれば良いと思います。この一週間、公私ともに日本で素晴らしい日を過ごすことができたので、最後はトロフィーを掲げて締めくくりたいと思います。みなさん、私と私のチームの滞在を素晴らしいものにしてくれてありがとうございました」と明日の勝利を誓った。

最後にセルビア語でセルビアのファンに感謝を伝えると「セルビアのファンに感謝させていただきましたが、セルビアの旗を持ってきてくれた日本のみなさんにも感謝を伝えたいと思います」と感謝を述べ「ありがとう」と日本語で締めくくった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」でのジョコビッチ

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)