「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・大阪/9月16日~22日/ハードコート)女子シングルスで、2年連続のベスト8進出を決めた第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)。準々決勝の相手は…

「東レ パン・パシフィック・オープン」(日本・大阪/9月16日~22日/ハードコート)女子シングルスで、2年連続のベスト8進出を決めた第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)。準々決勝の相手は世界36位のユリア・プティンセバ(カザフスタン)だ。今回はそのプティンセバを紹介する。

プティンセバは現在24歳で、自己最高世界ランキングは2017年2月に記録した27位。身長は163cmと小柄ながら、ガッツ溢れるプレースタイルのファイターだ。一時はマルチナ・ヒンギス(スイス)がコーチを務めるなどして話題になった若手の有望株。

2010年の全米ジュニアと2012年の全豪ジュニアでは準優勝を果たしたプティンセバ。今シーズンは、5月の「ニュルンベルガー保険カップ」で自身初のツアー優勝を果たした。

そんなプティンセバと大坂の過去対戦成績は、プティンセバの3勝0敗。2018年ハードコート大会「ホバート国際」、2019年芝コート大会「バーミンガム・クラシック」「ウィンブルドン」でいずれもストレートで大坂を下している。

大坂は今大会初戦となった2回戦では、世界181位のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を7-5、6-3のストレートで下してベスト8に進出。しかし、ファーストサーブの確率で苦しみ、本人も試合後の記者会見で改善点について「間違いなくファーストサーブの成功率だと思います。今日はあまり良くなかったですし、シンシナティあたりから良くない状態が続いているので、ここは修正していきたいと思います」と話している。

大坂が準々決勝で課題のサーブを改善し、プティンセバから初勝利を挙げられるか注目される。両者の試合は本日の大会5日目、センターコートの第3試合に予定されている。

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【プティンセバのプロフィール】

■生年月日

1995年1月7日(24歳)

■身長

163cm

■利き腕/バックハンド

右/両手

■「東レ パン・パシフィック・オープン」過去最高成績

2回戦(2016年)

■キャリア通算シングルスタイトル数

1個

■2019年の「東レ パン・パシフィック・オープン」前までの戦績

26勝21敗

(テニスデイリー編集部)

※写真は「東レ パン・パシフィック・オープン」でのプティンセバ

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)