「松島のスピードが凄い」

この発言は、世界ランク1位のアイルランドが先日の会見において残したコメントだ。20日、いよいよ開幕の時を迎えるラグビーワールドカップ・日本大会。ワールドカップイヤーとなる2019年のスタートに「スポーツブル」は、スピードスターこと松島幸太朗選手にインタビューを敢行していた。

ラグビーワールドカップ史上最大の番狂わせと呼ばれた勝利から4年、前回では成し遂げられなかったベスト8に挑む日本代表のキーマンとして名前が挙がる松島幸太朗。

彼の驚くべき発言の数々は、まさに規格外。CRAZY ATHLETES・松島幸太朗の発言や個性をテキストで振り返ってみたい。まずは、松島のストロングプレーの一つ、タックルについて。

「折れる人もいる破壊力」

ラグビーの醍醐味の一つでもある「タックル」を取材中に実践してもらうことに。安全面などを考慮し、力を緩めて、番組スタッフやMCにタックルをしてもらったが、その破壊力は衝撃だった。日本代表選手は半分の力で186センチの大人を吹っ飛ばすことができるらしい。

松島の強靭なフィジカルが身についたのは、ある運命の場所が関係していたのかもしれない。その場所は、世界への挑戦と紐づく場所だった。

「南アフリカが良いんじゃないかって」

ラグビーとの出会いや他の人とは違う進路を歩んだ決意を振り返ってもらうと、南アフリカへの挑戦が運命的だったことがわかる。

また代表でも屈指の脚力を持つ彼にとっての肉体改造、さらには体を酷使するラグビー選手の身体能力についても独特のこだわりを持っている。

「ブロッコリーを必ず食べる」

食についてもルーティンは欠かせないようだ。必ず食べる食材といえば、抜群の栄養価を誇るあの野菜だった。そんな彼のオンオフについて聞いてみた。

松島が癒される瞬間は、映画鑑賞なのだとか。

「ジャッキー・チェンの映画が好き」

アクション映画が好きらしく、好きな俳優を尋ねると世界的アクションスターの名前を挙げてくれた。オンオフのリフレッシュは、リカバリーの能力と共にアスリートにとって重要な時間でもある。

気の早い話ではあるが、今大会を終えたら人間・松島幸太朗としての成長、アスリート・松島幸太朗としての進化は確実だろう。数日後、世界にお披露目される彼の躍動と速さに期待せずにはいられない。

日本が誇るスピードスター・松島も参戦する世界三大スポーツイベントのひとつ、ラグビーワールドカップ・日本大会。

およそ数日後に訪れる世界的な大会を前に、日本ラグビー界の若き精鋭たちの活躍にも期待がかかる。スポーツブルは、世界へ挑むスピードスター・松島選手の活躍にも注目したい。

「松島に警戒を強めている」とメディアに発言しているアイルランドとの対戦について、触れておきたい。日本代表は、世界ランク1位の実力を誇るアイルランドとは、1次リーグA組第2戦で対戦予定だ。世界ランク10位の力を誇る日本代表、格上相手に失うものなど何も無い。運命の一戦は、28日に迫ってきた。アイルランドとの戦いは、静岡を舞台に行われる。

取材・文/スポーツブル編集部

【松島幸太朗Profile】

松島幸太朗(まつしま・こうたろう)ジンバブエ人の父と日本人の母のもとに生まれる。ラグビーの名門・桐蔭学園に進学し、3年生で迎えた全国高校ラグビー大会では東福岡高校と両校優勝に貢献。2013年には日本代表初選出、同年12月サントリーサンゴリアスに入団する。2015年W杯イングランド大会ではグループステージ全4試合に先発、日本の歴史的3勝に貢献した。2019年日本開催のW杯で活躍に期待がかかる。