<写真・13連覇を果たした選手たちは笑顔で記念撮影に応じた> 9月16日、兵庫県新西宮ヨットハーバーにて2019年度関西学生ヨット選手権大会最終日が行われた。   2日目を暫定1位で終えるも、両級優勝へ油断できない状況で迎えた最終日。470…


<写真・13連覇を果たした選手たちは笑顔で記念撮影に応じた>

 9月16日、兵庫県新西宮ヨットハーバーにて2019年度関西学生ヨット選手権大会最終日が行われた。

   2日目を暫定1位で終えるも、両級優勝へ油断できない状況で迎えた最終日。470級は5レース目に上野(社4)・大野(社4)組と池淵(社3)・木下(商4)組がワンツーフィニッシュを果たした。6レース目では、石川航(人2)・室谷(商3)組が1着。7レース目は順位を落とすも、2位の関大に41点差をつけ優勝を決めた。一方スナイプ級は5レース目、安部(法3)・竹澤(人2)組が1着でゴール。藤原(人2)・森本優(商2)組も7レース目をトップでフィニッシュした。3レースを終え、2位の阪大と68点差で優勝。この結果、総合279点で1位となり、関西インカレ13連覇を果たした。

 次戦は9月21〜23日、愛知県豊田自動織機海陽ヨットハーバーにて第28回全日本学生女子ヨット選手権大会が行われる。

最終成績

・470級

1位 関学 167点

2位 関大  208点

3位 甲南  239点

・スナイプ級

1位 関学 112点

2位 大阪 180点

3位 神戸 199点

・総合

1位 関学 279点

2位 阪大 453点

3位 甲南大 467点

畑山惣一朗主将(経4)「今まで技術はあるのに勝てない状況に苦しんでいたが、この関西インカレで総合優勝できたことで、全日本インカレにつながった。悪いイメージを払しょくできないまま迎えたが、今までの反省を生かして勝つために必要なことを出せたと思う。関西インカレや全日本インカレは総力戦と言い続けてきた中で、サポートやサブメンバー全員が、自分の役割を理解し、全うできたことが勝因。レースの中で、サポートメンバーが選手に必要な情報を的確に伝えられた。だからこそ選手は頭がクリアな状態で、柔軟かつ正確な判断をして、勝利につなげられたと思う。全日本インカレでは、勝つことに執着し、目的と目標を軸に総合優勝をつかみ取る。とにかくキャプテンらしく、チームを強化していく」