『OFFICE DE TALK LIVE』(オフィス・デ・トーク・ライブ)と題したファン参加イベントが、11日に都内の会場で開催された。これは、アジア最大のスポーツ・メディア・プロパティ、ONEチャンピオンシップ(以後:ONE)が、10月5日、6日に開催される「ONEマーシャルアーツ・ファン・フェス」に先駆けたイベントで、『格闘技とeスポーツのフュージョン(融合)』をテーマに掲げた実験的なトーク・イベントとして行われた。

イベントには、ONEチャンピオンシップ株式会社の秦アンディ英之代表取締役社長、ONEアスリートの秋山成勲と岡見勇信の両選手に加えて、元プロ総合格闘家でプロゲーマーのジョビンさん、プロフィギュアスケーターでスポーツコメンテーターとしても活躍する八木沼純子さんが登壇した。

ONEが人気を博している理由について話す秋山選手。

6月の上海大会でONEに初出場した秋山選手は、ONEが人気を博していることについて、「世界とONEの違いは、選手に対する観客の目線が違う。アメリカはいい意味で玄人目線。ONEは期待する目で選手を見ている」と説明した。

世界の格闘技事情を知る岡見選手。

ONEでは2連敗中も世界で活躍する岡見選手は、「ONEは地元のヒーローを作り上げている。欧米にはなかなかないスタイル。ONEはお客さんが熱狂的。ONEから生まれるヒーローは、ONEのヒーローでもあり地元のヒーローでもある。熱狂度は欧米もすごいが、種類が違う」とONEと欧米での格闘人気の違いについて話した。

この日のトークテーマの「格闘技とeスポーツの融合」と聞いて首を傾げそうだが、秦氏はONEチャンピオンシップがeスポーツに参入する理由について説明する。「格闘技で成功した方式で、アジアのeスポーツコミュニティを構築する」。eスポーツ業界にも同様の方式を使って、市場拡大を図るという。

また、格闘技の熱狂的ファンには、eスポーツへの高い親和性があると話す秦氏。ONEのファンでeスポーツに興味ある人が70%、ONEのファンでONEをスポンサーしているブランド商品・サービスの購入意欲がある人も80%と数値を示して具体性を加えた。

秦社長(写真右)は、格闘技とeスポーツの融合を真剣に考えている。(写真左は岡見選手)

元格闘家で現在はeスポーツで活躍し、eスポーツの現状について話してくれたのはジョビンさん。自身の体験談を交えて熱く語った。「めちゃくちゃ盛り上がっています。海外は特にすごい。ラスベガスのイベントに参加しましたが、熱狂がすごい。スポーツに限りなく近く、スポーツだと思っている」。格闘技とプロゲーマーの経験があるジョビンさんの言葉だけに説得力がある。

ファンを作るにはストーリーが大事。ONEチャンピオンシップは、「価値」、「ヒーロー」、「ストーリー」を軸にして成功を収めてきた。このメソッドを使ってeスポーツ界でも革命を起こす。