<写真・ガッツポーズをする佐多(左)と寺田> 9月6日、東京辰巳国際水泳場にて‪第95回日本学生選手権水泳競技大会競泳競技の1日目が行われた。 チーム目標の総合20点を目指して、最後の戦いである全日本インカレが開幕した。男子200メートル背…


<写真・ガッツポーズをする佐多(左)と寺田>

 9月6日、東京辰巳国際水泳場にて‪第95回日本学生選手権水泳競技大会競泳競技の1日目が行われた。

 チーム目標の総合20点を目指して、最後の戦いである全日本インカレが開幕した。男子200メートル背泳ぎ予選で、塩川(経2)が後半に怒涛の追い上げを見せて2分02秒63を記録。全体13位となり、B決勝に進出した。続いて行われた男子100メートル平泳ぎ予選は、原田(社4)のラストレース。得意の飛び込みから気持ちを込め、気迫のこもったレースで1分04秒86を出した。男子400メートルフリーリレー予選では、アンカーの森下(法2)がラスト50メートルで周りを抜き、組で4着。決勝進出リストが表示されていく電光掲示板を見つめる中、9位でB決勝進出を決めた。続いて行われた決勝競技。男子200メートル背泳ぎB決勝の塩川は、予選よりも前半から積極的に攻めるレースを展開した。後半も勢いに乗ったまま攻め続け、2分03秒16でフィニッシュ。予選からタイムは落としたものの、堂々としたレースを見せた。最後に行われた男子400メートルフリーリレーB決勝。第1泳者の平松(商3)が50秒22で佐多(経3)につないだ。佐多は専門種目外の自由形でも、得意のスプリント力を活かして3位で寺田(教4)へ。三坂(商4)と予選から代わって出場した寺田は、力強い泳ぎで周りに食らいつき、順位そのままにアンカーの森下へ。350メートルのターン後から追い上げ、大混戦を制して森下が1着でフィニッシュ。逆転のレースで会場を沸かせ、1日目の競技が終了した。

 次戦はきょう、同会場にて同大会2日目が行われる。

   

試合後のコメント

三坂一真主将「得点だけ見れば良かったかもしれないが、100点の結果ではなかった。最初の男子50メートル自由形の滑り出しが悪かったことと、塩川もA決勝進出を目指していたこと。男子の4継もA決勝を目標にしていたけれど、9番というのが印象的。だが、塩川もタイムは落としたが、前半から3日目の100メートルを意識した泳ぎをしていて、収穫を持って帰ったのは彼の凄いところでもある。4継も、3人がタイムを上げたのは、A決勝を本気で狙っていたからで、B決勝を狙っての出場だったら確実にタイムは落ちていたと思う。寺田も、自分にできることをしっかりしていた。きょうはきょうでリセットして、2日目も2本泳げる種目はある。応援に来てくれているOBOGさんにも、恩返しができるので、しっかりと戦っていきたい」