「第41回全国選抜高校テニス大会」個人戦の頂点に立ち、USオープン・ジュニアに挑戦する為、ニューヨークへ飛び立つ、山口瑞希選手(城南学園)と影山太星選手(名経大市邨)。また、今回からやる気のあ…

「第41回全国選抜高校テニス大会」個人戦の頂点に立ち、USオープン・ジュニアに挑戦する為、ニューヨークへ飛び立つ、山口瑞希選手(城南学園)と影山太星選手(名経大市邨)。

また、今回からやる気のある監督に世界を見て学び、今後の指導に活かして欲しいとの大会実行委員会の想いを形にする為に、帯同監督は、選考で選ぶ事となった。

候補者の対象となったのは、41回大会の団体戦男女ベスト8校の監督で、過去にUSオープンへの帯同経験のない監督。

その候補監督の中から、帯同監督希望者がレポート提出を経て、厳選なる選考の上、帯同監督2名が決定した。

山口選手・影山選手、石原遠征団団長と共に、「チーム選抜」としてニューヨークで開催されるUSオープン・ジュニア予選で、両選手をサポートする事となった両監督に想いや意気込みを伺った。

男子監督 大分県立大分舞鶴高等学校 大園洋平監督

「自分が選ばれるとは思っていなかったので、まずは大きな責任を感じた。選考してもらえたのは大分舞鶴高校の選手たちの頑張りのおかげなので、選手達に還元できる様に必ず意義のある遠征にしたいと思う。ニューヨークでは同行する選手たちがベストを尽くして戦える様にしっかりサポートしていきたい。世界を戦う選手たちの目つきや覚悟を含めてあらゆることを学び、まだ果たせていない大分県立大分舞鶴高等学校日本一を達成したいと思っている」

女子監督 沖縄尚学高等学校 平良和己監督

「選考されて、率直に嬉しかったし、なかなか見る事の出来ない世界のトップレベルの選手たちを見られることにワクワクとしている。4年前に日韓中の試合で海外の選手を見る機会を得た。その際にショットの力強さや、動きなどを目の当たりにし、こんなに違うのかと驚いた経験もあった。今回は、さらにグランドスラムジュニアという事で、そのトップに立っているレベルの選手たちが、どのようなボールを打っているのか、どのようなゲームメイクを行なっているのか、どのような動きをしているのか、この目で見て、生徒たちに伝えていきたいと思っている。また、自分の普段の指導内容の再確認もしたい。世界との違いを見て、しっかり発見したいと思う」

また昨年に引き続き遠征団団長を務める石原弘也先生は、

「昨年の帯同経験では、世界のレベル、本戦のレベル高さに圧倒された。選手たちは初めての挑戦なので、ドキドキと緊張していると思うので、落ち着いて、男女とも勝ち抜けるようにバックアップしていきたいと思う。ニューヨークでは、アメリカの生活や試合にアジャストして、監督・団長でしっかり環境を整え、今年は本戦に上がりたいと思っている」と語った。

帯同する「チーム選抜」の先生方には、「第41回全国選抜高校テニス大会」代表として、USオープンに挑戦する両選手をしっかりサポートし、後悔のない戦いをさせて欲しいと心から願う。

全国選抜高校テニス大会 アドバイザー

宮崎愛伎代

※写真は山口選手、景山選手ら集合写真(©全国選抜高校テニス大会実行委員会)