写真:女子シングルス準優勝の平野美宇(日本生命)/提供:ittfworld25日に閉幕したチェコオープン。最終日に行われた男女シングルス決勝で、興味深い事象が起こっていた。このことをITTF(国際卓球連盟)も公式ツイッターで知らせている。1…

写真:女子シングルス準優勝の平野美宇(日本生命)/提供:ittfworld

25日に閉幕したチェコオープン。最終日に行われた男女シングルス決勝で、興味深い事象が起こっていた。このことをITTF(国際卓球連盟)も公式ツイッターで知らせている。

1064日ぶりの出来事

それは男女シングルスの決勝進出者が、林昀儒(チャイニーズタイペイ)、ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)、陳幸同(中国)、平野美宇(日本)と、4選手全員が違う国籍となったことだ。意外にもこれは2016年のベルギーオープン以来、1064日ぶりの出来事となる。

ちなみに、2016年ベルギーオープン・決勝進出者は、サイチヤン・ガナナセカラン(インド)、セドリック・ヌイティンク(ベルギー)、ゲオルギナ・ポータ(ハンガリー)、浜本由惟(日本 ※2016年当時)という4選手だった。

“中国一強”を打ち破れるか




写真:男子シングルス優勝の林昀儒(チャイニーズタイペイ)/提供:ittfworld

これらの理由は、長年男女ともに中国選手が決勝へ進出し続けてきたからだろう。ワールドツアー決勝で中国選手の同士討ちとなるのは、よく見られる光景だ。

しかし、今大会優勝の林昀儒、日本の張本智和など、世界のホープが徐々に中国に迫ってきている。世界の選手たちが中国の牙城を崩す日を期待せずにはいられない。

文:ラリーズ編集部