巨人―DeNA17  2回DeNA2死三塁、梶谷が右越えに2ランを放つ=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


■梶谷隆幸(横浜DeNA)
○5-1vs読売巨人(東京ドーム)
打撃成績/遊ゴロ、右本②、三ゴロ、中安

 横浜DeNAの梶谷隆幸が5月4日以来となる一軍出場で今季初本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。

 負ければ自力優勝消滅となる首位の読売巨人との直接対決で、一軍昇格即スタメンとなった梶谷が、いきなり結果を出した。初回にソトの3ランで3点リードして迎えた2回、2死3塁の場面で巨人先発・桜井俊貴からライトポール際に2ラン本塁打で試合の大勢を決めた。

 今季は開幕スタメンに名を連ねた梶谷だが、極度の打撃不振で打率0割台と最悪の状態で5月に二軍降格となった。シーズン終盤、チームが優勝、クライマックスシリーズ(CS)争いに残る状況で、ラミレス監督が「起爆剤として期待が大きい」と「1番・ライト」で起用された中で結果を出した。

 シーズンも残り30試合を切った状況で、今季初本塁打を放った梶谷は「打ったのはチェンジアップだと思う。久しぶりの一軍出場で、これだけのファンの前でプレーできることは幸せなことだと改めて感じた」と笑顔を見せた。

 チームが初のCS進出を果たした16年には、ポストシーズンで左手薬指を骨折しながら試合に出続け、ファイナルシリーズ進出に貢献した梶谷。3位から日本シリーズ進出を果たした17年は、規定打席に到達して21本塁打、21盗塁の成績を残し、日本シリーズでも本塁打を放った。今季で10年目を迎える経験豊富な俊足強打の外野手が、わずかに残る逆転優勝に向け、監督が期待する起爆剤になる。