8月2(金)から4日(日)にかけて、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、『FIFA 19』世界最高峰の大会「FIFA eWorld Cup 2019」がイギリス・ロンドンにて開催された。

3日間の熱戦が繰り広げられ、決勝への進出を果たしたのは、ドイツ代表モーバ選手(ヴェルダー・ブレーメン所属)と前年王者でサウジアラビア代表のMSドッサリ選手(Rogue Gaming所属)。最終的にモーバ選手が3対2でMSドッサリ選手を破り、見事に『FIFA 19』の世界王者に輝いた。

以下、「FIFA eWorld Cup 2019」のモーバ選手の公式優勝インタビューを翻訳して紹介する。

■FIFA eWorld Cupに新たな王の誕生

--彼の名は、「モーバ(MoAuba)」。ロンドン最大のアリーナ施設The O2にて、ドイツ代表モーバ選手が前年王者サウジアラビア代表MSドッサリ選手を撃破してみせた。世界王者という誇りある名声と共にFIFA eWorld Cupのトロフィー、さらには25万ドル(約2700万円)を獲得。激戦が続いた『FIFA 19』シーズンも幕を閉じた。

モーバ選手:私の母は喜んでると思います。なんと言っても新しい靴を6足欲しがっていましたからね。私の姉は車を欲しがっていました。それは想定外ですね(笑)。私は大会初日の予選ラウンドから順調なスタートを切ることができました。守備をしっかりとプレイできていました。守備が整えば、どんな相手にも戦えます。それを見せられたと思います。

--今年のグランドファイナルには6人のドイツ人選手が出場。ドイツがFIFA最強国の1つであるにも関わらず、今まで優勝はゼロ。モーバ選手がドイツ人初めての栄冠となった。

モーバ選手:ドイツにとって素晴らしいことだと思います。テックス選手やニコラス選手、ドッサリ選手といったレベルの高い選手がいる中で、ドイツ人が勝てるとは思っていませんでした。FIFA eWorld Cupような大舞台で最も難しいことは、心を落ち着かせることでした。自分のプレーに徹しなくてはなりません。気負ってプレーするのではなく、家で遊ぶように冷静にプレーしようと心がけました。

--大会を通じて、モーバ選手は強敵に勝ち続けた。『FIFA 18』PS4部門王者のベルギー代表ピナ選手(PSV所属)との決勝ラウンド1回戦、『FIFA eNations Cup』優勝者のフランス代表マエストロ選手(Vitality所属)との準々決勝を、ともに勝利。大会直前に行われたベルリン・プレイオフ大会優勝者であるアルゼンチン代表ニコラス選手(FCバーゼル所属)との準決勝では、厳しい戦いを強いられた。しかし、終始笑顔が印象的だたモーバ選手が決勝戦へ駒を進める。勢いに乗ったモーバ選手は、決勝まで無敗だったMSドッサリ選手にも勝利し優勝。

モーバ選手:私のFIFA人生の中で最も過酷な連戦だったと思います。PS4部門の3位・2位・1位の選手と連続に対戦し、昨年王者とも戦わなければなりませんでした。その全員に勝つことができましたが、正直未だに信じられません。

--モーバ選手は準決勝(対ニコラス選手)、決勝(対MSドッサリ選手)と、The O2にいる観客の歓声を力に変えてプレーしているように見えた。

モーバ選手:自宅でオンラインで試合をする時は、配信を見る視聴者は多くいますが目の前には現れません。この(オフライン大会の)ように多くの観客が目の前にいて、特にロンドンに住むイギリス人が私を応援してくれたことは驚きでした。とても感動的でしたし、その応援を楽しむことができました。

--モーバ選手は優勝賞金である25万ドル(約2700万円)を獲得しただけでなく、今年9月にイタリア・ミラノで開催される「The Best FIFA Football Award 2019」への招待状も手にした。超一流のリアルサッカー選手たちと会う機会を得ることになった。

モーバ選手:クリスティアーノ・ロナウドに会えることを凄い楽しみにしています。表彰式のような場で、現役のサッカー選手としての彼に会う最後のチャンスの1つだと思います。リオネル・メッシもいるかもしれません。もしかしたらドイツ人選手にも何人か会えるかもしれませんね。

--モーバ選手は、自身そしてドイツ人初のeWorld Cup制覇という歴史を刻み、いつもより明るい満面の笑みを見せた。

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‘MoAuba’: The hardest thing is to stay calm https://www.fifa.com/fifaeworldcup/news/moauba-the-hardest-thing-is-to-stay-calm

(編集●VAMOLA eFootball News編集部)