現在開催中の「ATP1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/…

現在開催中の「ATP1000 モントリオール」(カナダ・モントリオール/8月5~11日/ハードコート)、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が、マリン・チリッチ(クロアチア)とのシングルス3回戦、開始前のウォーミングアップ時にスーパーショットを見せたと、ATP Tennis TVがツイッターに投稿した。

なんとティームが放ったスマッシュが、観客席に座る女性の携帯電話に直撃したのだ。打球が命中した携帯電話はそのまま落下し、女性は少し痛そうに手を振り払った。これにはティームも苦い顔をし、すまなさそうに手を上げた。顔面に直撃する惨事とならずほっとしたのか、その後、ティームは7-6(7)、6-4のストレートでチリッチを倒し、無事に準々決勝までコマを進めた。

試合後のインタビューでは、「過去3~4年は、出来が悪かったわけではないけど、あまり自信を持てずにカナダ入りしてたんだ。大きな重圧のかかった、地元でのトーナメントで、いい成績を残すことができないまま挑んだからね」

「でも今年は全てが違うよ。地元の大会でも結果を出せたし、大きな夢の1つを叶えることもできた。だから、今回は自信をもって挑むことができている。これは、今までとの大きな違いだよ」と、語った。

兼ねてから交際しているクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)について触れ「キキ(ムラデノビッチの愛称)とフランス語を勉強しているとの噂ですが?」との記者からの問いには

「上達はしているよ。フランス語圏(のモントリオール)での1週間はすごく役に立っている。解説もフランス語だし、フランス語の新聞も読める。僕は怠け者じゃないから、毎日少しずつ勉強しているよ」と、ドイツ語が母国語のティームは、真面目にガールフレンドの言語を学んでいることをアピールした。

今季で、すでに3タイトルを獲得しているティーム。そのうちの1つにはロジャー・フェデラー(スイス)を破っての「ATP1000 インディアンウェルズ」優勝が含まれている。自身が話すように調子は上々な様子だったが、今回の「ATP1000 モントリオール」では、その後準々決勝でダニール・メドベージェフ(ロシア)に、3-6、1-6とストレートで敗れた。

ティームにとってカナダでの今大会は、過去4回初戦敗退が続いた後の因縁の大会。5度目の出場で準々決勝まで進めたことを糧に、今月26日から始まる全米オープンでも大きく活躍してもらいたい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年度「全仏オープン」でのティーム

(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)