◆令和元年度 第73回文部科学大臣杯全日本大学対抗ソフトテニス選手権大会 2日目◆8月7日 岩手県・北上市和賀川グリーンパーク昨年、史上最高位となる準優勝を果たした立大が今年も大暴れだ!前日には京女大、日女体大を下し、ベスト8入り。勢いその…

◆令和元年度 第73回文部科学大臣杯全日本大学対抗ソフトテニス選手権大会 2日目◆

8月7日 岩手県・北上市和賀川グリーンパーク

昨年、史上最高位となる準優勝を果たした立大が今年も大暴れだ!前日には京女大、日女体大を下し、ベスト8入り。勢いそのまま準々決勝・対早大では森岡(現1=就実高)・森本(コ2=広島修道大附鈴峯高)ペアが2ペアを下し、チームは3-1で快勝。準決勝こそ神戸松陰大に1-3で敗れるも、堂々の3位入賞。昨年に次ぐ高成績を収め、来年度のシード権も獲得した。

結成わずか1週間のモリモリが大活躍だ!インカレ団体戦用に組まれたという森岡・森本ペア。しかし息はぴったりだ。準々決勝、準決勝ともに1番手のペアとして出場し、後衛の森岡は長いラリーでも粘って相手のミスを誘う。浮いた球は前衛の森本が確実に叩き、ポイントへとつなげる名コンビだ。早大には、同じ1部リーグに属していた昨年や六大学戦でも負け越していたが、そんな宿敵にも余裕の2勝。松永(文2=三重高)・土井(文2=三重高)ペアも勝利し、全国ベスト4に輝いた。


早大戦で第1試合に勝利し拳を突き上げる森岡・森本ペア


笑顔が絶えなかった。今年のインカレは「岩手、鬼暑いけど頑張っちゃお~がテーマ」と松永。中村(文3=文大杉並高)の口癖から決まったというからチーム仲の良さがうかがえる。


得点を決めガッツポーズを決める松永・土井ペア


準決勝は1-3で敗れ、結果だけ見れば昨年を下回るベスト4。しかし、チームで掴んだ勝利だ。昨年のインカレ準優勝はマツドイが勝利の立役者。松永・土井ペアによる2度の3本回しこそが勝利のキーとなっていた。対して今年は、2日間計4試合を通して森岡・森本ペアが5勝、松永・土井ペアが3勝、中村・吉原ペアが2勝と全員が勝利へと貢献できた。だからこそ、土井は「去年の2位はマグレやなかった、頑張ってベスト4にも入れるんやって見せられた」と満足気だ。


上野コーチを囲み笑顔を見せる4年生。左から津留(コ4)、本田(現4)、寺戸、島田(文4)


このインカレで引退を迎える主将・寺戸(文4=中村学園女高)も清々しい表情を見せる。「楽しかった、です。後輩たちもすごく頑張ってくれて、応援も最後まで楽しくて、このチームで最後に出来てよかった」。八重歯を見せてニカッと笑う姿に、悔いは見えない。
(8月7日・齋藤まな)


試合後、笑顔でピースサイン


◆試合情報◆
〇8月8日~9日 全日本学生ダブルス選手権大会@北上市和賀川グリーンパーク
<出場選手>
寺戸(文4)・金(コ1)VS斉藤・横田(北海学園大)/久連松・有園(大阪成蹊大)
島田(文4)・本田(現4)VS秋田・山部(神戸大)
森岡(現1)・石田(文1)VS尾美・谷岡(山形大)
松永(文2)・土井(文2)VS澤田・礒野(武庫川女大)/林・荒木(愛知淑徳大)
前山(現1)・森本(コ2)VS葛川・橋岡(千里金蘭大)
市川(コ3)・津留(コ4)VS工藤・伊藤(岩手大)
中村(文3)・吉原(文3)VS藤澤・坂元(愛知学院大) 以上、初戦の対戦相手

〇8月9日~10日 全日本学生シングルス選手権大会@北上市和賀川グリーンパーク
<出場選手>
森本VS岡本(熊本学園大)
前山VS谷川(福岡大) 以上、初戦の対戦相手