7月17日、株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下コナミ社)が、イタリア・セリアA「ユヴェントスFC」とサッカーゲームにおける長期パートナーシップの独占契約を締結したことを発表した。
7月3日のプレミアリーグ「マンチェスター ユナイテッドFC」、7月12日のブンデスリーガ「FCバイエルン・ミュンヘン」に引き続いての長期パートナーシップ契約となる。ただ、他の2チームとは異なり、「ユヴェントスFC」はウイニングイレブンの独占契約となる。
ユヴェントスFCには、言わずと知れた世界最高峰のストライカー、クリスティーナ・ロナウドのほか、ウイイレユーザーの定番となっている人気選手が多数在籍している。
ウイニングイレブンでは、セリアAとの契約が複雑な状況にあった。2019では、セリアAに所属するほとんどのチームが実名で登場するものの、ユヴェントスFCのみ偽名での登場となっていた。また、リーグ名についても偽名での収録に留まっていた。
6月28日には、リヴァプールFCとの契約が6月30日で終了することが発表されたばかり。「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」をはじめ、各eスポーツ大会での使用が出来なくなってしまった。リヴァプールFCは、eスポーツ大会でよく選択されるチームであるため、練習方法や戦略も変えざるを得ない状況となっている。
ライセンス問題に関してユーザー間では、ライセンスにこだわる声やライセンスよりもゲーム性を求める声など、様々な意見が交わされている。しかしながら、もはやゲームという枠を超え、eスポーツの気運が高まる中、ライセンス問題はより重要な意味合いを持つものとなった。
ユヴェントスFCとの長期パートナーシップ独占契約が、次回作「ウイニングイレブン 2020」にどのような影響を与えるのかを見ていく。(トップ画像:コナミ社プレスリリースより)
■プレスリリース概要
120年以上の歴史を持ち、「ビアンコネーロ」(イタリア語で白と黒の意味)の愛称で親しまれるユヴェントスFCは、イタリアのトップリーグであるセリエ Aを通算35回制しており、欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、フランス 、イタリア)で初の国内リーグ8連覇という偉業を昨シーズン成し遂げた強豪クラブです。
また「eFootball ウイニングイレブン」シリーズのmyClubレジェンドであり、欧州年間最優秀選手にも輝いたパベル ネドヴェド選手や、中盤で攻守を司ったパトリック ヴィエラ選手がかつて活躍していたクラブでもあります。
9月12日発売予定の家庭用ゲーム『eFootball ウイニングイレブン 2020(以下、ウイニング イレブン 2020)』では、ピッチからスタンドとの距離が非常に近く、臨場感のある試合を味わえるユヴェントスFCのホームスタジアム「アリアンツ・スタジアム」が細部に至るまで美麗に再現されるほか、高精度3Dスキャンで撮影された計17名の選手がリアルフェ
イスで搭載されます。さらに、FKの名手で、精度の高いキックで攻撃のタクトを振るうプレーメイカー、ミラレム ピャニッチ選手がアンバサダーに就任します。公開中のユヴェントスFCのトレーラーにもミラレム ピャニッチ選手をはじめ、ロナウド選手、ディバラ選手、ボヌッチ選手、ベルナルデス キ選手などユヴェントスFCで活躍する選手が多数登場していますので、こちらもぜひご覧ください!
最新作『ウイニングイレブン 2020』は、圧巻のテクニックでサッカー界を席巻し続けるアンドレス イニエスタ選手をアドバイザーに迎え、さらに現実のサッカーに近い駆け引きを実現しました。
狭いエリアを抜け出して局面を打開する 新操作「フィネスドリブル」、個性のきわだつボールタッチや激しさを増したディフェンス、刷新された人気モード「Master League」、世界のビッグマッチを初心者から上級者までが一体となって楽しめる新モード「Matchday」など、新たな魅力を満載してお届けします。発売を楽しみにお待ちください!
引用:コナミ社プレスリリース https://www.konami.com/games/corporate/ja/news/topics/20190717/
■トレーラーを公開
オフィシャルパートナー “ユベントス”トレーラー
■関連リンク
『ウイニングイレブン 2020』公式サイト https://www.konami.com/wepes/2020/
(文●fanatic wilkinson’s)
(編集●VAMOLA eFootball News編集部)