楽天―日本ハム14  観客の声援に応える日本ハム・清水=楽天生命パーク【写真提供:共同通信社】


■清水優心(北海道日本ハム)
○1-0vs東北楽天(楽天生命パーク)
打撃成績/左飛、遊ゴロ、遊ゴロ、左安①

 北海道日本ハムの清水優心が、緊迫した投手戦に決着を付ける決勝タイムリーを放った。0対0のまま迎えた9回表、2死1、3塁から清水が東北楽天クローザーの松井裕樹から決勝点となる一打を放って試合を決めた。

 値千金のタイムリーは、無失点を続けた投手陣に報いる一打となった。「なかか打てる投手ではないので、必死でいった」という清水は、カウント1-2と追い込まれたが、5球目のチェンジアップをレフト前に打ち返し、一塁塁上でガッツポーズを見せた。

 試合後のヒーローインタビューでも、口に出るのは自ら決勝打よりも投手についてのことばかりだった。清水は「(決勝打は)本当に嬉しかったが、ピッチャーが頑張ってくれたので、こういう結果になった。(堀)瑞樹もしっかり頑張ってくれたし、その後の金子さんやその後の中継ぎ陣の方々も本当にいい球を投げてくれた」と、6人の継投で完封リレーを成し遂げた投手陣に感謝。栗山監督も「難しい展開だけど、投手をよく引っ張ってくれた」と、攻守に活躍した女房役を褒め称えた。

 高卒5年目の清水は、昨季自己最多の86試合に出場して7本塁打を放ち、今季もチームの捕手としては最多の45試合出場で打率.274と、「打てる大型捕手」として期待が高い。シーズン中のトレードで、読売巨人から宇佐美真吾が加入するなど、正捕手争いは熾烈を極めているが、次代の司令塔候補最有力が、その存在感を見せつけた。