ヤクルト―巨人11  ヤクルトに競り勝ち、声援に応える巨人・坂本勇=秋田【写真提供:共同通信社】



  

■坂本勇人(読売巨人)
○4−3 vs東京ヤクルト(秋田)
打撃成績/遊安、左安、一ゴロ、遊ゴロ、右2①

 読売巨人の坂本勇人が30日の東京ヤクルト戦で決勝打を含む3安打猛打賞をマーク。チームの交流戦明け2連勝に導いた。

 秋田での一戦。初回の第1打席、3回の第2打席とヒットを放つも得点には結び付かず。その後2打席は凡退したが、3対3の同点で迎えた9回表、2死1塁から「真っ直ぐがいいピッチャーなので、その真っ直ぐに負けないように準備をしながら打席へ立ちました」と東京ヤクルト・石山泰稚の初球ストレートを捉えてフェンス直撃のタイムリー2塁打。「外野の頭を越えてくれるかなと思いました。たまたまフェンスが弾いてくれて、亀井さんもかえってきてくれたので、最高の結果になって良かったです」とチームを勝利に導く決勝打を振り返った。

 今季は開幕から好調をキープして三冠王誕生を思わせる活躍を見せていたが、交流戦期間中は不調で打率3割を切った。だが、リーグ戦再開初戦の前日に自身14試合ぶりの22号ソロを放つと、この日は猛打賞の活躍。「秋田には毎年来られないですけど、皆さんの前でいい結果が出て本当にうれしく思っています」と笑顔を見せた。

 「いい感じで(安打が)出るようになりました。三遊間の安打もそうだし、最後の安打も良かった」とは原辰徳監督。頼れる主将の完全復調で、チームは今季初の2ケタ貯金に到達。その立役者となった坂本は、「いい位置にいますけど、もう一回チーム全員で気を引き締めて、秋田の皆さんにも秋にいい報告ができるようにがんばりますので、応援よろしくお願いします」と宣言し、改めて秋田のファンの声援に応えていた。