巨人―オリックス3  オリックスに勝利し、お立ち台でポーズをとる巨人・丸=東京ドーム【写真提供:共同通信社】■丸佳浩(読売巨人)○4−2 vsオリックス(東京ドーム)打撃成績/左飛、右飛、左本②、右3② 読売巨人の丸佳浩が20日のオリックス…

巨人―オリックス3  オリックスに勝利し、お立ち台でポーズをとる巨人・丸=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


■丸佳浩(読売巨人)
○4−2 vsオリックス(東京ドーム)
打撃成績/左飛、右飛、左本②、右3②

 読売巨人の丸佳浩が20日のオリックス戦でチームの全4打点を稼ぐ活躍を披露した。

 まずは2点を追う6回だ。オリックスのK-鈴木の145キロの外角ストレートを逆方向の左翼ポール際へ放り込む同点の12号2ラン。「正直切れるかなと思ったんですけど、日頃の行いが良かったということで、切れずに入ってくれました」と丸。さらに8回、2死から亀井義行、坂本勇人の連続四球で1、2塁となった場面で、代わったばかりの近藤大亮の3球目、149キロの高めのつり球を捉えてライトフェンス直撃の2点タイムリー3塁打。「亀さんと(坂本)勇人さんがつないでくれたチャンスだったので、僕も何とかつなごうと、その結果返すことができて本当に良かったです」と笑顔を見せた。

 チームの全4打点を稼ぐ、まさに“マル劇場”で、チームは交流戦5カード連続の勝ち越し。FA加入1年目で打った際の“丸ポーズ”がすっかりお馴染みとなっているが、この日の同点弾の際には原辰徳監督も披露。「僕もびっくりして、丸ポーズで返すことができなかったです」と動揺した丸だったが、次回に向けて「しっかりと準備しておきたい」と笑み。新天地で充実のシーズンを過ごしている背番号8は、東京ドームのファンの歓声を浴びながら「チームも苦しみながらも戦えているので、あすからもソフトバンク戦に向けて全カード勝ち越しできるよう頑張っていきたいです」と自信満々に宣言した。