広島―DeNA6  1回広島1死満塁、バティスタが右前に適時打を放つ=マツダ【写真提供:共同通信社】■バティスタ(広島東洋)○7−4 vs横浜DeNA(マツダスタジアム)打撃成績/右安① 中安② 遊ゴロ 左本① 広島東洋のバティスタが21…

広島―DeNA6  1回広島1死満塁、バティスタが右前に適時打を放つ=マツダ【写真提供:共同通信社】


■バティスタ(広島東洋)
○7−4 vs横浜DeNA(マツダスタジアム)
打撃成績/右安① 中安② 遊ゴロ 左本①

 広島東洋のバティスタが21日の横浜DeNA戦で1号ソロを含む3安打4打点の活躍を見せて、チームの今季初の4連勝に大きく貢献した。

 「6番・ファースト」でスタメン出場。初回の第1打席、4番・鈴木誠也の先制打の後、1死満塁の場面で相手先発・国吉佑樹のストレートを逆らわずにライト前へ。「コースに逆らわず、上手く捉えることができた」と幸先よく結果を残すと、2回の第2打席でも再び満塁からの左腕・砂田毅樹のストレートを捉え、今度はセンター前に弾き返す2点タイムリー。序盤の大量リードの立役者になると、7回の第4打席ではエスコバーに対して2ストライクからファウルで4球粘った後に153キロのストレートを引っ張り、「感触よかったです。入らないと思いましたが、何とか入りました」とレフトスタンドへ放り込む今季1号弾。今季初の猛打賞をマークするとともに一人で4打点を稼いで見せた。

 試合後、「今日は調子が良かった」と素直に振り返ったバティスタ。開幕から状態が上がらずに打率1割台が続いたが、前日まで4試合連続のスタメン出場で3試合連続安打と確実に状態を上げてきた。不振が続けば近日中にメヒアとの交代での2軍降格が濃厚だったが、この日の大暴れで自らの存在を猛アピール。同時にチームも今季初の4連勝をマークした。「練習から一生懸命やってるから、調子は上がってると思います。これから応援してください。これからもっと勝つと思います」とバティスタ。悩める王者がバティスタとともに調子を上げてきた。