4月19日より、広島でアーバンスポーツの国際大会「FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2019」(以下FISE)が開催されている。そのエキシビションとなるeスポーツ大会「FISE HIROSHIMA 2019 Exhib…

4月19日より、広島でアーバンスポーツの国際大会「FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2019」(以下FISE)が開催されている。そのエキシビションとなるeスポーツ大会「FISE HIROSHIMA 2019 Exhibition eSPORTS Battle」が開幕となり、20日に「ウイニングイレブン2019」の競技タイトルが実施された。

見事に優勝を飾ったのは、「GEOカップ 2019」で出場権を獲得したエビプール選手とtarako選手。会場より写真などを交えながら、決勝戦の模様をお伝えする。

■決勝戦


ウイニングイレブンには、CO-OPモードという複数人で対戦できるモードがある。同大会は、このCO-OPモードを用いて2対2で争われた。


(写真:左・エビプール選手、右・tarako選手)

決勝は、「GEOカップ2019」上位入賞を果たしたエビプール選手&tarako選手と、プロサッカー選手という経歴を持つKANG HOON(カン・フン)選手&LEE DAE HYUN(イ・デヒョン)選手の対戦となる。一般参加選手との激戦を勝ち抜き、招待選手同士での決勝戦となった。


(写真:左・KANG HOON選手、右・LEE DAE HYUN選手)

元サッカー選手としての経験を活かし、準決勝では圧倒的強さを見せた韓国代表のKANG HOON選手&LEE DAE HYUN選手。韓国代表の有利にも見えたが、実際に試合が始まると圧倒したのは、日本を背負うエビプール選手&tarako選手。終始有利にゲームを展開し、5対2で完勝という結果で幕を閉じた。


(写真:得点を決め喜ぶ日本チーム・エビプール選手&tarako選手ペア)

会場は多くの観客で賑わっていた。FISEでアーバンスポーツの観戦を楽しんだ人が、案内を見て来場を決めたのかもしれない。リアルスポーツとeスポーツのイベントが、同時に開催されることの効果を感じさせた。結果として、子どもを連れたファミリーから年配のグループまで、多様な世代が一堂に会してeスポーツ大会を体験することになった。


(写真:得点シーンには大きな拍手が湧き起こっていた)

■表彰式


(写真:日本アーバンスポーツ支援協議会副会長の太田雄貴氏から、優勝パネルが手渡される)


(写真:優勝インタビューにて喜びを語るtarako選手)

■FISEとは


FISE(フィセ)は「エクストリーム・スポーツ国際フェスティバル」を意味するフランス語のFestival International du Sport Extremeを略した名称。1997年にフランス南部モンテペリエで、エクストリーム・スポーツに情熱を持つ学生であった創立者・エヴァ・アンドレ-ブノワ(Hervé André-Benoit)によって始められた。国際的にも高い評価を得て、現在、世界最高峰のアーバンスポーツの大会として確立。フランス・モンペリエで開催された大会では、5日間の期間中に500,000人以上を動員した。

※VAMOLA eFootball Newsは、FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2019のオフィシャルメディアパートナーです。

(取材●VAMOLA eFootball News編集部)