〝超攻撃型ホッケー〟の神髄を見せつけた。今年度初の公式戦となった春季リーグ開幕戦。DF古川裕大(政経2=伊万里商)のハットトリックを含む8得点を奪い、初陣を飾った。4年ぶりのリーグ制覇に向け、これ以上ないスタートを切った。

 始まりは頼れる男の一発から。試合開始直後の第1Q3分。今年度主将を務めるMF舘亮佑(政経4=丹生)がゴールを揺らすと、そこから主導権を手離すことはなかった。「全員が前に攻める意識を持てた」(MF鵜飼聡太・政経3=丹生)。古川のPC(ペナルティコーナー)からの3得点、ルーキー・FW大森行洋(商1=伊吹)のこぼれ球を拾ってのゴール、オフェンスの要・MF太田陸登(理工4=今市)からも一発が飛び出し、毎Qごとに途切れることなく得点を積み重ねた。「まぐれの8点ではなく、一個一個価値のある点」(太田)。個人の力量に頼らないパスホッケーが功を奏した。
 大勝にも満足はしていない。「100点満点で言うと50点」(舘)。特に後半の途中交代後は、ディフェンス面でマークを徹底することができず、ひやりとする場面も。「一歩間違えれば違った試合展開になっていたかもしれない」(舘)。この先上位を狙っていく上でも、そつのないプレーが求められる。
 
 次戦は東農大との対戦。直近の練習試合では接戦だったものの、昨年度には7得点での勝利を挙げており、決して相性の悪いチームではない。「ゼロで抑えたい」(古川)。その先には勝利が待っている。

[高野順平]

試合後のコメント
小池文彦監督
――今日の試合のテーマは。

 「ターンオーバーしてから、ボールを奪ってからの攻撃を速くしよう、人の選び方を早くしようということでやっているので、その辺りはかなりスピードが出てきたと思います」

――今後の課題は。
 「やっぱり今日みたいに失点しない。サークルインをあまりさせないようなディフェンスをするということと、あとは今日もシュートの打てるところで打ててないから、数を増やすというところが課題かな」


――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「最初は全員で前に行く攻める意識を持ってやれたことが後半の攻撃にも繋がったと思います。点も取れているんですけど、点を取ってるのが主力選手、そこで点を取るんじゃなくて他の選手だけでも点を取るっていう底上げをもう少しやっていきたいし、最後の方に慌ただしい試合になって、マークが空いて失点してしまったっていう、そういうところにももう少し厳しくやっていかなきゃなと思います」

鵜飼
――今後の意気込みは。

 「絶対点とります。それだけです」