関東王者の称号を胸に、迎えた春季リーグ戦。しかし、先発・前田剛志投手(農2=札幌第一)が慶大打線に捕まり、開幕戦を白星で飾ることはできなかった。

4・6~6・2 東京六大学春季リーグ戦(早大伏見グラウンド他)
◆4・6 対慶大1回戦(早大東伏見グラウンド)
 明大4―5慶大〇

 思わぬ敵が立ち塞がった。関東地区大学選手権では先発の柱として優勝に大きく貢献した前田。勢いそのままに春季リーグ戦でも大いに活躍が期待されていた。しかし、思わぬ課題に直面することとなる。「球が代わっていて、感覚が微妙に違う」(前田)。使用する球の会社が関東大会のケンコーボールから今リーグ戦ではナイガイボールに変更され、球がより滑りやすくなるように。球数の増えた5回には浮いた甘い球を捉えられて4失点を喫した。「直球も変化球も浮いてしまった」(前田)と、失投を悔やんだ。「筋力も低下しているので、トレーニングから見つめ直したい」(前田)。まだまだ先発投手としての経験値も少ないだけに、この課題を乗り越えてひと回り成長して見せる。

 次戦での逆襲を誓う。打線は初回に高桑一真外野手(商3=日大二)が本塁打を放つなど、良い当たりがそれぞれに見られたものの、4得点止まり。走塁のミスで好機を逃したことが大きく響いた。それでもリーグ戦は始まったばかり「気持ちを切り替えて」(千田京平主将・農4=花巻東)、次戦に勝利して勝ち点を奪う。

[大西健太]

試合後のコメント 

千田

――今試合を振り返っていかがですか。

「明大らしい野球ができなかったです。守備からリズムをつくって、攻撃につなげるのが明大の野球ですけれど、守備のリズムが悪くて噛み合わなかった試合でした」

高桑 

――今試合を振り返っていかがですか。

「全国大会を決めた後の試合ということで、各々気合が入っていたと思いますけれど、結果を見ると空回りしている形になってしまいました」 

――本塁打を振り返っていかがですか。

「狭い球場で真を捉えれば絶対にどこでも入ると思っていたので、開かず流し打ちで本塁打を打てたので良かったです」

  

前田 

――今日の調子はいかがでしたか。

「良くなかったです。腕も振れず、球も高めに浮いていて、変化球も本来は低めにいかなければいけないのに、2ストライクと追い込んでから決めにいくときに、浮いてしまって打たれたので、直していきたいです」