王座進出をかけたリーグ戦が開幕した。初戦は男子が日本工大、女子が成城大と対戦。男女で明暗分かれる結果となった。 男子は悔しい初戦となった。前半の50メートル。日本工大は300点超えが4人いる中、明大は313点の花井大起(政経2=明大中野)の…

王座進出をかけたリーグ戦が開幕した。初戦は男子が日本工大、女子が成城大と対戦。男女で明暗分かれる結果となった。 

男子は悔しい初戦となった。前半の50メートル。日本工大は300点超えが4人いる中、明大は313点の花井大起(政経2=明大中野)のみ。「気負いすぎていた」(花井)と力みが射に表れた。53点差で迎えた30メートルでも明大勢トップの花井が345点でけん引。しかし、チームの調子は上がり切らず3757-3811で白星発進とはならなかった。

次戦の相手は昨年度王座3位の早大。「技術面でこんなに点数が落ちたわけではない。切り替えていきたい」(花井)。課題のメンタルを整え、強豪に挑む。

女子は初戦から圧巻の試合運びを見せつけた。前半の50メートルで、荒井公佳(政経2=共立女子)が316点とチームトップの得点を叩き出し、チームは128点リードして後半へ。30メートルでは、女子リーダー・太田葉月(政経3=明大明治)が339点と引っ張り、さらに成城大を引き離した。終わってみれば、2478-2314と圧倒。「始まったばかり、体調管理と変に気負わないで平常心でやって行くことが大事」(玉田健治監督)と気を緩めることはない。5年連続の王座へ、幸先の良いスタートを切った。

[中野拓土・髙橋昇吾]