■「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)現地29日の大会10日目。男子シングルス準決勝で、第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第20シードの…
■「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月20~31日/ハードコート)
現地29日の大会10日目。男子シングルス準決勝で、第4シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第20シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。
ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、フェデラーは数年前トロントでシャポバロフと練習したことがあるようで「彼は16、17歳だったろうか。今日と同じように彼は激しく打っていて『信じられない。彼は何歳なんだ。どれだけ上達するのだろうか』と思ったよ」と印象を語った。
また、シャポバロフは自身のアイドルであるフェデラーとの対戦について「間違いなくこれまでの人生で楽しみにしていた対戦だ」「このような大きな大会で彼とプレーする夢が叶うよ」と話し、楽しみにしているようだ。
今回が初となる両者の対戦は、日本時間30日午前8時以降に開始予定だ。
もう一方の準決勝では、予選勝者の世界57位フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が第7シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦する。両者は今回が初対戦。
2月の「ATP500 リオデジャネイロ」で、自身初のツアー決勝進出を果たした18歳新星オジェ アリアシム。今大会では、第11シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)や第17シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)といったシード選手を破り、初のマスターズ1000ベスト4進出。
対戦相手のイズナーは2018年同大会優勝者。208cmの長身から破壊力満点のサービスを叩き込むビッグサーバーで、今大会準々決勝では24本のサービスエース記録している。
オジェ アリアシムがトップ10イズナーに対してどのようなプレーを見せるか。試合は日本時間30日午前2時に開始予定。
男子ダブルス準決勝では、第1シードのルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)対第3シードのボブ・ブライアン(アメリカ)/マイク・ブライアン(アメリカ)の試合が再開される。
この試合は現地28日に行われたが、雨のため第1セット2-2の時点で中断。その後翌日に持ち越しとなっていた。
■「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月19~30日/ハードコート)
大会11日目、女子ダブルス準決勝。第6シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)/ジャン・シューアイ(中国)が第8シードのチャン・ハオチン(台湾)/チャン・ラティーシャ(台湾)と対戦する。
ストーサー/シューアイは、今シーズン1月の「全豪オープン」で優勝。ハオチン/ラティーシャは、1月の「ホバート国際」、2月の「カタール・トータル・オープン」で優勝を果たしている。
一方で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)/アシュリー・バーティ(オーストラリア)はエリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)との準決勝に臨む。
◇ ◇ ◇
【3月29日の注目ドロー】
◆「ATP1000 マイアミ」
男子シングルス準決勝
[4]ロジャー・フェデラー(スイス)対 [20]デニス・シャポバロフ(カナダ)
[7]ジョン・イズナー(アメリカ)対 [Q]フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)
男子ダブルス準決勝
イバン・ドディグ(クロアチア)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)対 ヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ステファノス・チチパス(ギリシャ)
◆「マイアミ・オープン」
女子ダブルス準決勝
[8]チャン・ハオチン(台湾)/チャン・ラティーシャ(台湾)対 [6]サマンサ・ストーサー(オーストラリア)/ジャン・シューアイ(中国)
[WC]ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)/アシュリー・バーティ(オーストラリア)対 エリース・メルテンス(ベルギー)/アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)
(テニスデイリー編集部)
※写真は左から順にシャポバロフ(Photo by TPN/Getty Images)、フェデラー(Photo by Al Bello/Getty Images)、オジェ アリアシム(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)、イズナー(Photo by Al Bello/Getty Images)