写真:T2ダイアモンド開催地イメージ画像/提供:T2 DiamondT2 APL Pte. Ltd. (本社:シンガポール、代表取締役社長:Jeff Chu、以下「T2APL」)は、T2ダイアモンド卓球リーグ(以下「T2ダイアモンド」)の2…

写真:T2ダイアモンド開催地イメージ画像/提供:T2 Diamond

T2 APL Pte. Ltd. (本社:シンガポール、代表取締役社長:Jeff Chu、以下「T2APL」)は、T2ダイアモンド卓球リーグ(以下「T2ダイアモンド」)の2019年シーズン(以下「シーズン2」)の開催3都市を発表した。

開催都市には、ジョホールバル(マレーシア)、海口市(中国)、シンガポールが選ばれた。

T2ダイアモンドとは、2017年に開催されたT2アジア太平洋リーグ(T2APEC)のシーズン2として行われる大会で、独自のルールや革新的なカメラワークなどで「卓球の魅せ方」を追求する。T2APECには日本から、水谷隼・張本智和・木原美悠・早田ひなが参戦していた。

シーズン2の第1回大会(7月)は、シーズン1が行われたジョホールバル(マレーシア)にて開催される。また第2回大会(9月)は、海南島の海口市にあるミッション・ヒル・リゾートにて、最後の大会は、T2ダイアモンドを開催するT2APLの本社があるシンガポールにて、11月に開催される。

シーズン2からは、国際卓球連盟(以下「ITTF」)とパートナーシップを組み、世界の男女トップ選手32名による、賞金総額150万米ドルを懸けたトーナメントが行われる。今シーズンから、卓球の魅力をより多くの人に広げるため、革新的でユニークな競技形式を採用、開催都市の選定プロセスは、その新しい取り組みの1つとなる。

また、今大会から、T2ダイアモンドに出場する全選手にワールドランキングポイントがボーナスとして与えられるため、2020年の東京オリンピックの出場枠をめぐる争いが、益々激しくなる。シーズン2の第1回大会出場への予選対象となるITTFワールドツアーの大会は、3月のカタールオープンと5月の中国オープンの2大会のみ。各選手はT2ダイアモンド出場に向けて、しのぎを削る。

各開催都市の会場に関する詳しい情報は、近日発表される。

T2の代表取締役社長Jeff Chu氏コメント

「T2ダイアモンドに対して、様々なパートナーや都市が興味を示してくれたことを大変嬉しく思い、各開催都市が、大会の発展に向けて、クリエイティブなビジョンや協力的な態度を示してくれたことに非常に感謝しております。また、私達は、T2APLの歴史の中での、革新的な幕開けの瞬間に、ジョホールバル、海口市、シンガポールが参加してくれることに心から感謝しています。
開催都市での既存アセットを最大限活用することで、商業的に実行可能な国際スポーツイベントを開催できることを証明したいと思っています。また、スポーツツーリズムの促進、スポーツを通じたコミュニティーエンゲージメントの向上など、各都市の長期的なゴールに貢献するために、T2ダイアモンドのコンセプトを啓蒙してまいります。」

ITTFのCEO Steve Dainton氏 コメント

「T2ダイアモンドが、今後、卓球を商業化するモデルとなることを期待しています。ITTFは、スポーツを次の新しいレベルに導くためのアイディアに対して、柔軟に対応していきたいと思っており、T2ダイアモンドの成功が卓球界の今後の成長に大きく貢献すると信じています。」

参考情報

ITTF 国際卓球連盟 International Table Tennis Federation
国際卓球連盟は、世界の卓球の統括組織であり、現在226カ国が加盟。 卓球は1988年ソウルオリンピック大会からのオリンピック種目。また、1960年ローマパラリンピック以来、パラリンピックの競技種目でもある。
国際卓球連盟の詳細については、ITTF.comを参照。

T2ダイアモンド
卓球の新しいグランドスラム、T2ダイアモンドトーナメントは、国際卓球連盟と提携して組織された、1年間で最も権威のあるトーナメント。 卓越した競技として卓球を位置づけるため、ユニークな競争形式と様々な「イノベーション」を採用し、世界のトップ16の男女選手がそれぞれ150万米ドルの賞金を競うという、競争力と卓越性を兼ね備えた究極の卓球を提供。シンガポール本社のほかに、上海・東京・シカゴにも拠点があり、質の高い臨場感あふれるコンテンツと経験を通じて卓球の魅力を広げることで、卓球の真の可能性を広げることに取り組んでいる。
T2ダイアモンドについての詳細はt2apac.comを参照。

文:ラリーズ編集部