冷たい雨の中開催された全日本競歩能美大会。明大からは4人の選手が出場し、チームトップの古賀友太(商1=大牟田)が全日本6位、学生3位と両部門で入賞した。春のトラックシーズンに向け快調な滑り出しとなった。

◆3・17 第43回全日本競歩能美大会

 兼第13回日本学生20キロ競歩選手権(能美市営20キロコース)

▼男子20キロ競歩

6位  古賀 1時間20分24秒

24位 塩入 1時間28分32秒

25位 村尾 1時間29分19秒

27位 永原 1時間30分02秒

▼学生選手権20キロ競歩

3位  古賀 1時間20分24秒

19位 塩入 1時間28分32秒

20位 村尾 1時間29分19秒

21位 永原 1時間30分02秒

 会心のレースとなった。日本選手権男子20キロ競歩では、膝の故障の影響もあり失格に終わった古賀。「とにかくフォームだけを修正した」とこの1カ月課題克服に取り組んできた。先頭集団が世界記録ペースで進む展開や悪天候など波乱もあったが、3番手集団にしっかり付きレースを展開。中盤からは海外の2選手に食らいつくなど粘り強さも見せた。「タイムよりもとにかく学生3番以内に入ってユニバーシアード出場を決めたい」。その宣言通り、学生3位でゴール。ユニバーシアードへの出場を濃厚にした。

 いよいよトラックシーズンが開幕する。関東インカレでは1部残留をかけ、今年度も厳しい争いが繰り広げられることが予想される。競歩も例外でなく、ここ数年表彰台を独占する東洋大の選手など強敵ぞろい。昨年度4位の古賀は「自分から仕掛けたり、後半までしっかり勝負をしたい」と表彰台を狙う。また、25位と振るわなかった村尾宥稀(文2=札幌東)は「メンタル部分がかなり弱いことがわかった」。日本選手権男子20キロ競歩での好調ぶりがあっただけに後悔の残った今大会、関カレでリベンジを図りたい。2人を軸に新たな明大競歩の時代を築けるか。トラックシーズンでのさらなる躍進に期待がかかる。

[仁科せい]

試合後のコメント

古賀

――レースを振り返っていかがですか。

 「今日はタイムよりもとにかく学生3番以内に入ってユニバーシアード出場を決めたいという目標があったので、全体を見て学生3番という位置で常に動こうと思いました。自分が付いていた集団では海外の選手の方がとても良いペースだったので、リズム良く付いていくことができました」

――ユニバーシアード出場へ一歩前進しました。

 「ほっとしているというのが正直なところです。自分の動きができれば(3位に)入れると思っていました。1カ月前の日本選手権があったからもう一度フォームを見直すことができたので、その試合も無駄じゃなかったと思います」

――トラックシーズンに向けて意気込みをお願いします。

 「昨年度の関カレは、東洋大の2人に大きく離されて、あまり勝負にならなかったので、今年度は自分から仕掛けて、後半までしっかり勝負となるような、勝ち切るようなレースがしたいです」

村尾

――関東インカレに向けてどのように取り組んでいきますか。

 「まず膝のケガを完治させることと、メンタル部分がかなり弱いとわかったので、そこを具体的にどうするかということ。練習では後輩ではありますが古賀の背中を追って、彼に勝たないと世界という壁は見えてこないと思うので、川野、池田(ともに東洋大)、古賀の3人と戦えるように練習していきたいと思います」