「ATP500 アカプルコ」(メキシコ・アカプルコ/2月25~3月2日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準決勝で第2シードの世界3位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が世界64位キャ…

「ATP500 アカプルコ」(メキシコ・アカプルコ/2月25~3月2日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準決勝で第2シードの世界3位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が世界64位キャメロン・ノリー(イギリス)と対戦。7-6(0)、6-3のストレートでズベレフが快勝し、同大会初の決勝進出を果たした。試合時間は1時間20分。

21歳のズベレフは、準々決勝では20歳で世界26位のアレックス・デミノー(オーストラリア)をストレートで破っての勝ち上がり。

ズベレフとノリーは今回が初めての対戦となった。

第1セット、ズベレフは第1ゲームからいきなりブレークに成功。その後両者キープが続いたが、ズベレフはサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでブレークを許し、タイブレークに突入。タイブレークでは優位に試合を展開し、1ポイントも与えなかった。

続く第2セット、またもズベレフが序盤でブレークを奪う。その後ブレークポイントを握られる場面はありながらもキープを重ねた。そして5-3で迎えた第9ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチを、今度は盤石のプレーでキープしストレートで勝利した。

同大会2度目の出場で初優勝を目指すズベレフ。決勝では、この後行われる世界9位ジョン・イズナー(アメリカ)と世界72位ニック・キリオス(オーストラリア)の勝者と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 アカプルコ」でのズベレフ

(Photo by Hector Vivas/Getty Images)