待望の瞬間が訪れた。「団体優勝のためにこの1年間やってきた」(庄野太朗・商4=桐蔭学園)と集大成を懸けた今大会。全員が実力を発揮し22年ぶりの優勝に輝いた。

◆2・23~25 全日本学生選手権大学対抗戦(和歌山セーリングセンター)

▼明大――1位

  

 適材適所のチームワークだった。初日からエース・池田健星(法2=逗子)が絶好調。「お世話になった先輩たちに日本一を取ってもらいたい」(池田)。強い気持ちを胸に池田が得意な強風域の中、4レース連続トップを獲得し最高のスタートを切った。続く2日目は風が弱まる。すると微風域に強い平林亮太主将(農4=高輪)が上位へ踊りだし、明大が1位を独走。迎えた最終日の第8レース、乗りに乗った平林が1位でゴールし、最終レースを残して22年ぶりの優勝が決定した。さらに池田が個人順位で2位、平林が4位にランクインし、エースと主将がそろって入賞。各選手が得意な風域を制した結果が優勝へとつながった。

 打倒京大を達成した。2年連続で京大に敗れ準優勝に終わっていた明大。11月の個人インカレでも勝木(京大)に敗れ「京大にリベンジ」(平林)を誓っていた。「負けた悔しさが今日の優勝につながった」(庄野)と敗戦をバネに練習量を増やし、どんな時でも強気で戦う勝負強さを身に付けた。その結果、2位の京大とは63ポイント差をつけ圧勝。「今までの努力は間違っていなかった」(平林)。最後の最後に最強のライバルを倒し、最高の結果を手に入れた。

[田北俊介]

試合後のコメント
平林
――今大会を振り返っていかがですか
。 
 「すごくいい形で締めくくることができました。本当に良かったです」

――明大はどんなチームでしたか。
 「同期や後輩がしっかりと支えてくれました。本当にいいチームだと思います」

――卒業後もボードセーリングは続けますか。

「国体に神奈川県代表で出たいと思っています」

庄野
――優勝した感想を聞かせてください。

 「率直に『うれしい』の一言です。団体優勝を目標にこの1年やってきたので本当にうれしいです」

――来年度も優勝が期待できますか。

「絶対優勝できます。今大会で出た池田も三浦圭(法1=光)も残りますし、出なかった選手も期待できる後輩ばかりなので来年も絶対優勝します」


池田
――普段国際大会に出ていてほとんど学生の大会に出ていませんが、今大会に出場した理由を教えてください。

 「チームのために活躍するために明大に入学しました。チームの目標も団体戦での優勝なので、絶対に優勝したいと思っていました。それにお世話になった先輩たちに日本一になってほしいという気持ちで出場しました。」