ドーハで行われる世界選手権の代表選考を兼ねた今大会。明大からは6人が出場し、チームトップの村尾宥稀(文2=札幌東)は学生4位となる14位でゴール。期待された1年の古賀友太(商1=大牟田)は失格に終わり、多く課題を残す大会となった。

◆2・17 第102回日本選手権 男子・女子20km(六甲アイランド甲南大学周辺コース)

▼男子20km

14位 村尾 1時間23分27秒

28位 永原 1時間26分41秒

37位 大楽 1時間27分50秒

50位 塩入 1時間29分18秒

※古賀は失格、井上は欠場

 及第点の歩きを見せた。今年度トラックとロード両方で自己ベストを更新し続けてきた村尾。「調子はあまりよくない」(村尾)ながら、常に10位付近をキープ。途中、靴ひもがほどけるなどのアクシデントにも見舞われたが、終盤、粘りの歩きを見せ、自己ベストを1分以上更新した。「このまま成長スピードを止めず、飛躍したい」(村尾)。注目株の活躍から目が離せない。

 まさかの結果に終わった。全日本インカレで3位に入るなど、1年生ながら今年度の明大競歩を引っ張ってきた古賀は、1月に左膝を痛めるなど故障の影響で練習不足のままレースに臨んだ。序盤こそ先頭集団についていったものの、「後半から歩くだけの感じになってしまった」(古賀)と中盤に大きく失速。最終的には反則を取られ、失格となる悔しい結果となった。

 3月には7月に行われるユニバーシアードの出場権を懸けた大会である能美競歩が待っている。狙うは「(ユニバーシアード出場権を獲得できる)学生3番以内と1時間21分台」(村尾)。能美競歩を来年度への足掛かりにするべく、再び歩みを進める。

[川和健太郎]

レース後のコメント

村尾

――今日のレースを振り返っていかがですか。

「もったいないミスがありました。例えば、13キロ過ぎに右の靴ひもがほどけてしまったり、給水を取りすぎたことによって10キロ過ぎから5キロぐらいペースを落としてしまったり、ちょっとしたミスで21分台や22分台という目標に届きませんでした。能美が一番大事なのですが、小さなミスをなくして、目標を達成できるようにしたいと思いました」

――能美競歩に向けて何を鍛えていきますか。

「今回のレースをやってて思ったのが、後半スタミナは有り余っているのにその分のスピードを出せないというのをすごく痛感しました。でも体力に関してはかなりついたので、残り1ヶ月はフォームを大事にしつつ、スピードを磨きたいと思いました」

古賀

――最近の練習状況はいかがですか。

「練習再開できたのが1月中旬くらいで、そこからポイント練習とかもできていたのですが、膝を痛めていたので練習メニューを落としていました。やはり故障を抱えながらでは勝負できないので、まずは完治を優先させたいと思います」

――今後の目標は何でしょうか。

「ユニバーシアードの先行が能美になるので、そこで代表に選ばれるように仕上げていきたいと思います」