「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)がスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。第1セットは2-6で錦織が落とした。両…

「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)がスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦。第1セットは2-6で錦織が落とした。

両者は過去に9回対戦しており、錦織が4勝5敗と1つ負け越している。元世界3位のワウリンカは、2017年に膝の故障でツアーを離脱し、翌年1月に復帰。今大会はワイルドカードでの出場だが、徐々に力を取り戻している難敵だ。ワウリンカを撃破し、決勝進出を果たせるのか、期待がかかる。

第1セットはワウリンカのサービスゲームから始まった。第2ゲームでデュースに持ち込まれた錦織は、ワウリンカの猛攻をしのぎきれずにブレークを喫してしまう。

追う錦織だが、第3ゲームでチャンスを作ることができない上に、第4ゲームでもブレークを許す。しかし、直後にブレークバックに成功。ゲームカウント1-4、1ブレークダウンとした。

だが第6ゲームでも再びワウリンカに15-40とされる。なんとかしのいでデュースに持ち込みキープしたが、依然としてワウリンカに押される。

なんとかブレークチャンスを作りたい錦織だが、ワウリンカのサーブやフォアハンドに苦しめられ、第7ゲームもブレークすることができない。

それどころか第8ゲームでもワウリンカにブレークポイントを握られてしまった錦織。しのいで次に繋げたいところだったが、防ぎきることができずに落とし、第1セットを2-6で落とした。

錦織は、ワウリンカの早いタイミングでの片手バックハンドのダウン・ザ・ラインへの対応に苦戦している。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織圭

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)