昨年の「全米オープン」、今年の「全豪オープン」とグランドスラム2大会連続優勝を飾り、世界ランキング1位に輝いた大坂なおみ(日本/日清食品)。大坂は、これからその女王の座を守っていく戦いに臨むことになる。この2月は9日と10日に、日本で「フェ…

昨年の「全米オープン」、今年の「全豪オープン」とグランドスラム2大会連続優勝を飾り、世界ランキング1位に輝いた大坂なおみ(日本/日清食品)。大坂は、これからその女王の座を守っていく戦いに臨むことになる。

この2月は9日と10日に、日本で「フェドカップ」のスペイン戦があるが不出場。ツアーでは17日からドバイで開幕の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」への出場を予定している。大坂は昨年もこの大会に出場しており、ベスト8の成績だった。

世界ランキングを決める指標である獲得ポイントでは、1位の大坂が7,030ポイント、2位のペトラ・クビトバ(チェコ)が5,920、3位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が5,582ポイントとなっている(いずれも2月4日付け)。2位以下とはまだ1,000ポイント以上の差があるが、3月には昨年ツアー初優勝を飾った「BNPパリバ・オープン」で獲得した1,000ポイントの失効があるため、2月中にできるだけポイントを積み重ねておきたい。

世界ランキング1位という誰からも追われる立場となった大坂が、この新たなプレッシャーを乗り越えて女王の座を確固としたものにできるか注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Recep Sakar/Anadolu Agency/Getty Images)