1月26日~27日にかけて幕張メッセにて、「eSPORTS国際チャレンジカップ」が開催され、27日にはウイニングイレブン2019による日本選抜選手とアジア選抜選手の試合が行われた。初戦は落とすものの、見事に日本選抜が逆転勝利を収め、賞金300万円を手にした。そこで、行われた3試合のマッチレポートと選手のインタビューをお伝えする。

■出場選手

【日本選抜】
① レバ(相原翼)選手
② SOFIA(杉浦直紀)選手
③ Shiro(城谷翼)選手


(写真:左からSOFIA選手、Shiro選手、レバ選手)

【アジア選抜】
① Charles_ng選手(香港)
② Shagamoon 選手(韓国)
③ Scarlet 選手(タイ)


(写真:左からCharles_ng選手、Shagamoon選手、Scarlet選手)

※「1対1」、「3対3」、「1対1」の順番に計3本勝負。先に2本先取したチームの勝利となる。

■第1試合 Shiro選手対Shagamoon選手

日本選抜Shiro選手がチームにリヴァプールを選択。フォーメーションはバランス型の4-1-3-2。アジア選抜Shagamoon選手がチームにアーセナルを選択。フォーメーションは4-4-2と4-1-3-2より守備を多く配した陣形。

【前半】
前半開始早々から、両者とも一進一退の攻防が続く。前半15分、Shiro選手が左サイドからペナルティエリア内へ進入。フェイントで溜めをつくり、クロスをあげるもゴールならず。前半20分Shagamoon選手が中央から攻め上がり、中央へのスルーパスをシュートフェイントでトラップからのミドル。先制ゴールを決めた。

前半37分、Shiro選手がドリブルとパスで敵をかわしながら、スペースをつくり、中央へフライスルーパス。上手くペナルティエリアへ進入してシュート。見事な同点弾を決める。

前半も終了間近の46分、Shiro選手が右サイドを攻撃の起点にペナルティエリア内へ進入。ゴールを急襲するも、得点には到らず。惜しい場面が何度もあったShiro選手の流れで、1-1のまま前半は終了した。

【後半】
後半もShiro選手の流れが続いた。後半58分、Shiro選手が右サイドへ展開する流れから中央へパス。溜めをつくり、キーパーをかわしながらシュートするもゴールならず。その直後、たまらずShagamoon選手が選手交代とフォーメーションの変更を行う。4-4-2から4-3-3と中盤を前線へポジションを変更。

すると後半61分、Shagamoon選手が中央から抜け出し、ペナルティエリア内へ進入。キーパーの目前まで迫るも、直前で近くの味方へパス。キーパーを完全にかわしてから、確実にシュート。見事なゴールを決め、これが決勝点となった。第1試合は1-2でアジア選抜が勝利した。

■第2試合 日本選抜チーム対アジア選抜チーム

第2試合は3v3の試合形式であり、日本選抜とアジア選抜の選手が全員参加となる。両者ともチームはアーセナル、フォーメーションは4-3-3を選択。ただ、日本選抜はSOFIA選手が得意とするFWにウィングを配置しない、CFが3枚という変則型の3TOP。

【前半】
序盤は両者とも一進一退の状況が続く。日本選抜は、SOFIA選手らしい、くさびを意識した攻撃展開を見せる。前半24分、日本選抜が中央へのフライスルーパスをシュート。ゴールポストに弾かれ、さらに押し込みゴールを決めるもオフサイドの判定。

前半38分、日本選抜が中央へのスルーパス、さらにヒールパスからのシュート。見事な先制弾をレバ選手が決めた。日本選抜が1点リードのまま前半を終了した。

1点リードとは言え、緊張の面持ちの日本選抜。しかし、強心臓のレバ選手は、ハーフタイムも余裕の笑顔を見せる。

【後半】
後半開始早々の50分、アジア選抜が右コーナーキックの展開から、ボレー気味のシュート。見事な同点弾を決める。後半70分、日本選抜が左サイドからのスルーパスでシュート。ゴールポストに阻まれ、さらに押し込みシュート。見事な追加点を決め、これが決勝ゴールとなった。

その後も両者、最後まで激しい攻防が続いたものの、日本選抜が何とか1点を守りきり、第2試合は2-1で日本選抜が勝利した。

■第3試合 レバ選手対Charles_ng選手

日本選抜レバ選手がチームにアーセナルを選択。フォーメーションはバランス型の4-4-2。アジア選抜Charles_ng選手がチームにリヴァプールを選択。フォーメーションは攻撃型の4-3-3。FWにウィングを配置せず、STを2枚に中央がCFという変則型の3TOP。

【前半】
前半開始の序盤は、自陣でボールを回すなど、互いに様子見の落ち着いた試合展開。しかしながら、次第に熱を帯び、両者に何度も惜しいシーンが訪れるも、膠着状態が続く。

前半43分、Charles_ng選手がペナルティエリア内の中央でパスを受ける。さらにヒールパスからのフライスルーパスに頭から突っ込む、絶好の得点機が訪れるもののゴールならず。

その直後、今度は一転してのレバ選手のカウンター。前半46分、右サイドへ進入。そこから、細かくパスを回しながらシュート。相手キーパーの手にボールが当たりながらも、見事な先制弾を決める。前半も終了間近の先制弾にレバ選手の流れのまま、前半は終了した。

【後半】
両者とも惜しいシーンはあるもの、試合の流れはレバ選手。後半57分、レバ選手がフリーキックのチャンスを得る。すると、味方選手へのショートパス。そのままシュートを放ち、ゴール右端にボールが突きささり、見事な追加点を決めた。

その後も、レバ選手が試合を支配して、そのまま試合は終了。第3試合は、2-0で日本選抜が勝利した。よって、日本選抜の勝利が確定した。

■試合後インタビュー

試合後、選手らは壇上でメディアインタビューに応じた。

Charles_ng選手:(負けてしまったことに関して)アウェイの環境という意味では、特に問題無かったです。それより、昨年のアジア大会で優勝した有名な選手らと対戦することができて、とても嬉しい気持ちでした。

Shiro選手:初戦を勝てれば流れに乗れると思ったのですが、負けてしまいました。ただ、次の第2戦の(3v3の)チーム戦に集中しようと思い、しっかり戦えるように気持ちを切り替えることができました。

レバ選手:PESリーグでも、世界(大会)に行くためにはアジアの選手と対戦があり、そのアジアの壁を超さないといけません。少しずつでも成長して、今後も良い戦いを見せていきたいです。中学生の時から、団体戦は好きでした。仲間と助け合うことは、個人的に好きなことだと思います。

SOFIA選手:非常に苦しい戦いでしたが、チーム3人で勝ち切れたことがとても嬉しいです。勝因としては、お互いがお互いを信じ切ったことだと思います。1戦目を落とした時、日本チームはどうしても暗くなるところがあるのですが、そうならないように声を掛け合って、絶対に第3戦まで持ち込もうという話をしました。お互いがお互いを高めあった成果が出たと思います。皆さん、応援ありがとうございました。

(文●fanatic wilkinson’s)
(取材・編集●VAMOLA eFootball News編集部)