2019年2月3日(日)、明治大学和泉キャンパス総合体育館で行われる、日本パラクライミング協会主催の「パラクライミング日本選手権大会 2019」に小林幸一郎が出場する。小林はクライマーでありながらも、「見えない壁だって、越えられる」をコンセ…
2019年2月3日(日)、明治大学和泉キャンパス総合体育館で行われる、日本パラクライミング協会主催の「パラクライミング日本選手権大会 2019」に小林幸一郎が出場する。
小林はクライマーでありながらも、「見えない壁だって、越えられる」をコンセプトに、障害者クライミングの普及活動を通じて、多様性を認めあえるより成熟したユニバーサルな社会の実現を目的に活動する特定非営利活動法人モンキーマジック(東京都武蔵野市、以下「NPO法人モンキーマジック」)の代表理事を務めている。
競技カテゴリーには視覚障害・欠損障害・神経障害の3つがあり、さらにその中で障害の程度に応じたクラス分けが行われる。
2019年は日本全国から総勢36名の選手が登録。
2019年にオーストリア・インスブルックで開催されたパラクライミング世界選手権で3連覇を果たした小林は、視覚障害カテゴリーB1クラスに出場し、表彰台を狙う。
決勝戦では音声ガイド(実況アナウンス)を実施
誰もが試合観戦を楽しめ環境整備の取り組みとして、決勝戦では視覚情報のバリアフリー化を行う株式会社パラブラの協力により、音声ガイドの実況アナウンスが実施される。
場面や選手の動きなど、目から入る情報を言葉で説明し、視覚に障害のある方や観戦初心者も安心して試合を楽しめるよう、会場内ではラジオの無償貸し出しが行われる。
小林幸一郎プロフィール
小林幸一郎(こばやしこういちろう)
フリークライマー・NPO法人モンキーマジック代表理事・視覚障害リハビリテーション協会理事。
代表を務めるNPO法人モンキーマジックでは、フリークライミング普及活動を通じ、視覚障害者をはじめとした人々の可能性を大きく広げるべく、スクールやイベントを主催することで、多様な交流の場を創出。
障害者理解やその自立支援の実現を目指し、同時によりよい社会、開かれた社会の実現を提唱している。
大会概要
パラクライミング日本選手権大会 2019
主催:日本パラクライミング協会
日時:2019年2月 3日(日) 9:00開会式 15:00終了予定
場所:明治大学和泉キャンパス総合体育館 〒168-0064 東京都杉並区永福1丁目9−1
部門:視覚障害部門、欠損障害部門、神経障害部門
観戦:無料
※本大会は2019年8月に東京・八王子で開催される、パラクライミング世界選手権の代表選考会を兼ねています。