11月27日、有馬温泉「BAR DE GOZAR」にて、第1回有馬温泉湯桶杯決勝トーナメントが開催された。VAMOLA編集長兼選手として参加したちゃまくんが、先日のPES LEAGUE 2019予選で日本代表となったうでぃ選手に勝利して優勝…

11月27日、有馬温泉「BAR DE GOZAR」にて、第1回有馬温泉湯桶杯決勝トーナメントが開催された。VAMOLA編集長兼選手として参加したちゃまくんが、先日のPES LEAGUE 2019予選で日本代表となったうでぃ選手に勝利して優勝した。

VAMOLAでは決勝戦終了後、ちゃまくんとうでぃ選手の二人へ独占インタビューを敢行。今大会のことやPES LEAGUE 2019などの話を聞いた。

■有馬温泉湯桶杯

―チームはリヴァプールを選択する選手が多かったように思います
※今大会のレギュレーションでは、使用可能チームが、FCバルセロナ・リヴァプールFC・アーセナル・シャルケ・ACミラン・インテル・リーベル プレート・ボカ ジュニアーズとされていた。

ちゃまくん(以下ちゃま)「そこそこいい選手が集まっていますから。」

うでぃ選手(以下うでぃ)「全体のバランスじゃないですかね。バルセロナだったら、後ろと前が強いけど、中盤が微妙とか。アーセナルは中盤がダメとか。総合的に見たらリヴァプールがワンランク、ツーランク、能力的には上という感じですね。」

―シュートキャンセルの場面が多く見られました

うでぃ「今作はAIのディフェンスがかたすぎるので、まともに崩せないのです。シュートキャンセルを使わないと、クロスしか点を決めるパターンがありません。シュートキャンセルから何かを仕掛けるか、または完璧に崩すかのどちらかですね。」

―大会の総括や試合に関して感じたこと

うでぃ「全体的に見たら、ちゃまくんだけ戦術が違いましたよね。」

ちゃま「みんなmyClub(オンラインで選手の獲得や育成を行いつつ対人戦を行うモード)とかをやっていて、既存(規定のチームを使ってオフラインで対戦したり、知り合い同士でオンライン対戦すること)には慣れていないと思ったので、引き出しは少ないと思っていました。やっぱり、myClubの流れのまま、3トップもしくは4-4-2を選びがちだと思っいました。そこで、単純にあまり対戦していないであろう、1トップという戦術を選択すれば、この数試合で攻略はされないだろうと思いました。ボクもシュートキャンセルは強いと思っているので、シュートキャンセルをみんなが使うところでは、あまり使わないみたいな工夫をして、それで相手選手のリアクションを見て、どうするかを決めていました。」

うでぃ「普通、攻撃エリアは中央が主流なんですけど、ちゃまくんの場合はサイドで。決勝では、ラストの1人が絶対にいる状況を作られてしまったので、もう完璧に崩されました。でも、今回学べて良かったなと思えるポイントです。変わったことをする人は、やっぱり(他のプレイヤーより)ひとつ上にいるんじゃないかなと思いますね。」

―いわゆるサイドエリアではなくペナルティエリア内のサイドというところですよね

うでぃ「普通はいないようなところに選手が2・3人いたので、そこが今回ちゃまくんが優勝できた理由じゃないかと思います。」

―守備で気を付けていること

うでぃ「相手が何をやりたいのか理解する時間が早ければ早いほど、有利に試合を進めることができるのではないかと思います。理解する時間が遅かったために、結果として決勝戦で負けてしまったという感じです。」

―今回の大会出場で収穫できたこと

うでぃ「さっき、ちゃまくんも言った通り、myClubのまま行くと変わったタイプの人に絶対やられてしまうから、色々なタイプの人に慣れていくしかないなと思っています。だから、myClubだけをやらずにPESリーグのモードだったり、既存のチームを使うモードだったり、色々と触ってみないとダメだということがわかりました。」

■PES LEAGUE 2019

―世界大会へ向けた抱負

うでぃ「日本がアジアで一番きついと思っていて、そこで勝つことができました。でも、結局アジアで負けてしまったら意味がないので、しっかりと勝てるように頑張ります。今までも歴代シリーズの日本代表の方々が、みなさんアジアを勝っているので、そこは繋げていけたらと思いますね。」

―すごいプレッシャーですね

うでぃ「初めてですからプレッシャーはあります。多分、緊張はすると思うんですけど、できるだけしないように。まあ、日本代表はボク一人ではないので」

ちゃま「うでぃさんはホントに強いと思っているので、もっと早く大きな大会へ出てくれないかなと思っていました。それでやっぱり、メンタルの弱さや大会慣れのなさから、いつもいいところまで行くのに結果を残せていなかったんですよ。今回はきちんと出せてよかったと思いましたね。それで、ホントにどれくらい世界で通用するのかをちゃんと見せてもらいたい。だから、勝ち負けというよりは、取りあえず100%の力を出せる状況で、緊張とかもせず、いつも通りにやって、うでぃさんがどこまで行けるのかを見せてもらいたいですね。」

―最後に世界大会での戦い方などを教えてください

うでぃ「フォーメーションはこれからも色々と試してみますが、今作では攻守のバランスがよいので、4-3-3になるかと思います。ウイニングイレブン2019に対する自分の考え方が成功していれば、結果を残すことができると思っています」

(インタビュー・文●fanatic wilkinson’s)
(編集●VAMOLA eFootball News編集部)