大田区総合体育館で男子準決勝2試合、女子決勝男女各32チームが全国から集まるインカレも、いよいよクライマックスを迎えた。日本一を決める戦いに残っているのは女子2チームと男子4チーム。女子は連覇を狙う東京医療保健大、優勝すれば16年ぶりとなる…

大田区総合体育館で男子準決勝2試合、女子決勝

男女各32チームが全国から集まるインカレも、いよいよクライマックスを迎えた。日本一を決める戦いに残っているのは女子2チームと男子4チーム。

女子は連覇を狙う東京医療保健大、優勝すれば16年ぶりとなる古豪の愛知学泉大か。女子の決勝は今日の15時30分スタートとなる。

男子は4強が出揃った。日本大は松脇圭志と杉本天昇を中心としたオフェンス自慢のチーム。昨日の準決勝では劇的勝利を重ねてきた早稲田大のプレッシャーディフェンスを攻略して打ち勝っている。208cmのシェイク・ケイタのリバウンド力もあり、守備にも隙のないチームだ。

その日本大と準決勝で対戦する専修大はスピード自慢のチーム。高さと強さで上回る優勝候補、白鴎大を相手に先行されながらも機動力で盛り返した。エースの盛實海翔がディフェンスの注意を引きつけてチームを生かす戦いぶりで、終盤に逆転勝利を収めている。

筑波大は青山学院大を下して4強入りを決めた。増田啓介を筆頭に勝負どころで仕事のできるタレントが揃い、ディフェンスから一気にたたみ掛けて第2クォーターを28-9と圧倒。菅原暉のブザースリー、森下魁の最終クォーター開始直後のバスケット・カウントなど、試合の要所でビッグプレーが飛び出し、青山学院大に完勝を収めている。

東海大はチーム力が自慢。八村阿蓮、大倉颯太と1年生が先発に名を連ねるが、誰が出てもチーム力が落ちない、むしろベンチメンバーがチームに勢いを与える層の厚さと結束力がある。昨日も津屋一球や佐土原遼がエナジー全開のプレーで流れをがっちりとつかみ、渡辺翔太というタレントを擁する明治大を寄せ付けなかった。

男子準決勝は11時40分から専修大vs日本大が、13時20分から東海大vs筑波大が行われる。