「ATP1000 パリ」（フランス・パリ／10月29日～11月4日／室内ハードコート）の大会4日目、男子シングルス3回戦で第10シードの錦織圭（日本／日清食品）が第7シードのケビン・アンダーソン（南アフリカ）と対戦。第1セットは6-4で錦織…

「ATP1000 パリ」（フランス・パリ／10月29日～11月4日／室内ハードコート）の大会4日目、男子シングルス3回戦で第10シードの錦織圭（日本／日清食品）が第7シードのケビン・アンダーソン（南アフリカ）と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。

両者は過去に7回対戦しており、錦織の4勝3敗。直近の対戦は前週に行われた「ATP500 ウィーン」の決勝で、そのときは3-6、6(3)-7のストレートで敗れている。同大会を優勝したことでアンダーソンはシーズン最終戦の「Nitto ATPファイナルズ」の出場権を自力で獲得。錦織は出場権をかけたレース・トゥ・ロンドンでは現在9位。10位のジョン・イズナー（アメリカ）および11位のボルナ・チョリッチ（クロアチア）がこの日敗れたため、8位のドミニク・ティーム（オーストリア）と出場権争いをしている。前週のリベンジを果たし、最終戦出場へさらなる一歩を踏み出すことができるのか、期待がかかる。

第1セットはアンダーソンのサービスゲームから始まった。第1ゲームでブレークのチャンスをつかんだ錦織は、アンダーソンのダブルフォルトによっていきなりブレークに成功する。

その後、エースを次々と決めるアンダーソンからブレークのチャンスを奪うことができない錦織だが、逆にアンダーソンにチャンスを与えることも無く、第1ゲームでのリードを守ったまま第1セットは進んだ。

そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・セットとなった。ここでもアンダーソンに隙を見せない錦織が危なげなくキープし、第1セットを6-4で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。（テニスデイリー編集部）

※写真は「ATP1000 パリ」2回戦での錦織圭

(Photo by Justin Setterfield/Getty Images)