■「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で第5シードで世界ランキング11位の錦織圭(日本/日清食品)が第1シードで世界7位のドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦す…

■「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月22~28日/室内ハードコート)

男子シングルス準々決勝で第5シードで世界ランキング11位の錦織圭(日本/日清食品)が第1シードで世界7位のドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する。

錦織とティームは過去に3度対戦しており、錦織の2勝1敗。また直近の対戦である今年の「全仏オープン」では、セットカウント1-3で錦織が敗れている。またハードコートでの対戦は今回が初となる。

錦織はシーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけたレース・トゥ・ロンドンでは、現在10位。9位はジョン・イズナー(アメリカ)、8位はティームだ。なお、今大会に出場していたイズナーは2回戦で敗れ姿を消した。そして錦織はティームを破ることができれば週明けに発表されるレースランキングで、イズナーを再び抜くことになる。

注目の錦織とティームの準々決勝は、日本時間26日21時30分に開始予定だ。

■「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」(シンガポール/10月21~28日/室内ハードコート)

年間のレースランキング上位8人の女子選手たちが競い合う、シーズン最終戦。4人ずつ「レッドグループ」「ホワイトグループ」の2つに分かれて総当たりで戦うグループステージ、6日目は「レッドグループ」の第3戦が行われる。

6日目、第1試合は世界4位の大坂なおみ(日本/日清食品)が世界9位のキキ・バーテンズ(オランダ)と対戦する。両者は過去1度、2016年にメキシコの大会「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」で対戦していて、その時は大坂がストレートで勝利していた。

「レッドグループ」で2連敗となっている大坂は、グループステージ敗退の危機に陥ったが、第3戦で決勝トーナメント進出への望みをかける。大坂が決勝トーナメントに進出するには第3戦で勝利、そして世界6位 スローン・スティーブンス(アメリカ)の勝利が最低条件となる。

第2試合では、世界2位のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)が世界6位のスティーブンスと対戦する。

WTAファイナルズ「レッドグループ」の第3戦は、日本時間26日の17時から順に行われる。

■「ATP500 バーゼル」(スイス・バーゼル/10月22~28日/室内ハードコート)

男子シングルス準々決勝で、第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界32位のジル・シモン(フランス)と対戦。両者は8度対戦していて、フェデラーの6勝2敗となっている。フェデラーは「ATP500 バーゼル」では8回優勝。前年も優勝を飾っており、ディフェンディングチャンピオンとして同大会に臨む。

このほか、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は世界26位のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦。両者は過去5度対戦していて、ズベレフの3勝2敗となっている。◇   ◇   ◇

【10月26日の注目ドロー】

◆「ATP500 ウィーン」

男子シングルス準々決勝

[5]錦織圭(日本/日清食品)対 [1]ドミニク・ティーム(オーストリア)

[6]ボルナ・チョリッチ(クロアチア)対 [2]ケビン・アンダーソン(南アフリカ)

ガエル・モンフィス(フランス)対 フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)

◆「BNP パリバ WTAファイナルズ・シンガポール」

女子シングルス グループステージ「レッドグループ」

[3]大坂なおみ(日本/日清食品)対 [8]キキ・バーテンズ(オランダ)

[1]アンジェリック・ケルバー(ドイツ)対 [5]スローン・スティーブンス(アメリカ)

女子ダブルス準々決勝

アシュリー・バーティ(オーストラリア)/ココ・バンダウェイ(アメリカ)対 [4]エリース・メルテンス(ベルギー)/デミ・スゥース(オランダ)

◆「ATP500 バーゼル」

男子シングルス準々決勝

[1]ロジャー・フェデラー(スイス)対 ジル・シモン(フランス)

[8]ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)対 [2]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)

[4]ステファノス・チチパス(ギリシャ)対 [7]ダニール・メドベージェフ(ロシア)(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織圭

(Photo by Elsa/Getty Images)