「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準々決勝で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。4-6、6(4)-7でフェデラーに連取され、…
「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準々決勝で第8シードの錦織圭(日本/日清食品)が第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦。4-6、6(4)-7でフェデラーに連取され、錦織はベスト4入りを果たすことが出来なかった。試合時間は1時間51分。
勝利したフェデラーは、準決勝でボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチはマシュー・エブデン(オーストラリア)を破っての勝ち上がり。
第2セットも錦織のサービスゲームから。錦織は第1ゲームでブレークを許し、またも序盤から追う立場となる。続く第2ゲームで錦織はブレークポイントを握ったが、このチャンスを活かせずにキープされてしまった。
錦織は第4ゲームで30-40とブレークポイントを握ったが、しのがれる。デュースで再びアドバンテージを奪うも、フェデラーからブレークすることができなかった。
それでも諦めない錦織は第6ゲームで15-40とすると、ついにブレークバックに成功し、ゲームカウント3-3のイーブンに戻した。
ここからお互いにキープが続き、ゲームカウント6-5で迎えた第12ゲームで錦織はデュースに追い上げて粘るもののブレークすることができず、第2セットはタイブレークに突入した。
先にミニブレークに成功したのは錦織。ポイント2-1とリードすると、さらにポイントを重ねてポイント4-1とした。しかしフェデラーに連続でエースを決められてポイント4-3とされると、続くプレーでフォアハンドのウィナーを決められてミニブレークバックを喫してしまった。さらに錦織のコードボールが甘く返ると、ウィナーを決められてポイント4-5とされてしまった。
そこから錦織は粘ろうとするがミニブレークを取ることができず、6(4)-7で第2セットを連続で落とし、準々決勝敗退となった。
これでタイブレークの連勝は12でストップ、対フェデラー戦は5連敗となった。(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP1000 上海」準々決勝での錦織
(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)