「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第16シードのマルコ・チェッキナート(イタリア)を6-4、6-0のストレートで破り、準々…

「ATP1000 上海」(中国・上海/10月7~14日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第16シードのマルコ・チェッキナート(イタリア)を6-4、6-0のストレートで破り、準々決勝へ進出。試合時間は1時間9分だった。

両者は過去1回、今年の「全仏オープン」で対戦していて、その時はジョコビッチが敗れていた。また、ジョコビッチは初戦となった2回戦では世界41位のジェレミー・シャルディ(フランス)にストレートで勝利し「ATP1000 上海」で3年ぶり4度目の優勝へ向け好スタートを切っていた。

試合は第1セット、ジョコビッチは序盤ブレークのチャンスを幾度か掴むも、チェッキナートの粘りもあり凌がれる。しかし、第7ゲームでブレークに成功しゲームカウント4-3とすると、その後落ち着いたプレーでキープを重ねジョコビッチが第1セットを先取した。

第2セットは第1・3ゲームでジョコビッチがブレークに成功、ゲームカウント3-0とリードを広げる。その後、勢いに乗るジョコビッチは第5ゲームでもブレークを奪う。最後はしっかりとキープし第2セットは、6-0とベーグルでの勝利となった。

この勝利で「ATP1000 シンシナティ」、そして「全米オープン」と優勝を飾っているジョコビッチは、公式戦で15連勝となった。準々決勝では、第7シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」でのジョコビッチ

(Photo by Fred Lee/Getty Images)