グランドスラムのシングルスタイトル20個を含め、キャリア通算98個のシングルスタイトルを獲得しているロジャー・フェデラー(スイス)。ATP公式サイトによると、フェデラーはこれからのシーズン終盤について「私はこの時期が好きです」と話した。フェ…

グランドスラムのシングルスタイトル20個を含め、キャリア通算98個のシングルスタイトルを獲得しているロジャー・フェデラー(スイス)。ATP公式サイトによると、フェデラーはこれからのシーズン終盤について「私はこの時期が好きです」と話した。

フェデラーは「私はこの時期が好きです」「いつもこの時期は調子がいいです。たぶん状態が上がってくるせいかな、わからないけど...ホームでのトーナメント『ATP500 バーゼル』と 『Nitto ATPファイナルズ』があるから助かります。これまでとても上手くいっているので、今年も同じようなことが起こるといいのですが」と語る。

そして今季「全豪オープン」を含め3つのタイトルを獲得しているフェデラーは「今年、私にとって正直に言って素晴らしいシーズンでした。2月の『ABN AMRO ワールド・テニス』の後には世界1位に返り咲き、『ATP1000 インディアンウェルズ』のファイナルで良い試合をしました。 芝コートシーズンでもまずまずです。『ATP1000 シンシナティ』ではあまり良い試合ができませんでしたが、ファイナルまで進みました」と今季を振り返った。

また、フェデラーは「全米の後に少し休みました」「私は今、自分の望む場所にいる気がします。もちろんまだ今シーズンの目標は残っているのですが」と語る。最後は「私はただ本当に幸せです。健康です。私がいつも言っているのは、どんなシーズンでもグランドスラムで優勝できたら、とても良いシーズンだということです。なので、まだたくさんプレーできるなと感じています」と締めくくった。

開催中の「ATP1000 上海」で2014年と2017年に優勝を飾っているフェデラーは、ディフェンディングチャンピオンとして同大会に臨む。2年連続の優勝に向け、勝利を重ねてゆけるか注目だ。フェデラーの初戦となる世界22位のダニール・メドベージェフ(ロシア)との2回戦は日本時間10日21時頃に開始予定。(テニスデイリー編集部)

※写真は「レーバー・カップ」でのフェデラー

(Photo by Daniel Bartel/Icon Sportswire via Getty Images)