ABC朝日放送の「eSports Revolution〜イーレボ〜」の収録が9月17日、都内スタジオで行われた。番組には、先のジャカルタ・アジア競技大会の公式公開競技ウィニングイレブンで優勝したSOFIA(杉村直紀)、Leva(相原翼)の2…
ABC朝日放送の「eSports Revolution〜イーレボ〜」の収録が9月17日、都内スタジオで行われた。番組には、先のジャカルタ・アジア競技大会の公式公開競技ウィニングイレブンで優勝したSOFIA(杉村直紀)、Leva(相原翼)の2選手も出演した。
番組4回目となるこの日の収録では、増田英彦(ますだおかだ)がMCを務め、黒澤ゆりかのほかに杉村、相原の金メダリスト2名をゲストに迎え番組が進行した。収録内容は、昨今のeスポーツ事情、11月にプロリーグが開幕するeBASEBALL、そして日本でも連日その様子が伝えられたジャカルタ・アジア競技大会について。
MCの増田と黒澤が、金メダリスト2人の横顔に迫りながらジャカルタ・アジア大会の様子も見つつ、実際にプレイして杉村選手が編み出した戦術を紹介した。さらに、その戦術を駆使して制したジャカルタ・アジア競技大会を、杉村と相原が振り返った。最後は、アジア王者2人と増田がチームを組み、番組関係者と2対2で実際に対戦した。果たしてその結果は?
第4回「eSports Revolution〜イーレボ〜」は、10月3日(水)深夜1時49分から放送予定。eスポーツシーンの最新情報は、イーレボでチェック。
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《番組概要》
ABC朝日放送「eSports Revolution〜イーレボ〜」10月3日(水)深夜1時49分から放送
今、話題のeSportsを分かりやすく解説!eSportsの最新情報に加え、トップeSportsアスリートの素顔に迫る。世界各地で盛り上がりを見せるeSportsの基本情報から、eSports元年と呼ばれている日本国内でのeSports事情について解説。今回の放送は、ウイニングイレブンの日本代表選手を特集。eSportsアスリートたちの素顔に迫るドキュメントバラエティ「eSports Revolution〜イーレボ〜」は、ABC朝日放送にて放送中。「TVer」「Gyao」でもキャッチアップ配信あり。
アジア大会のeスポーツ金メダリスト2人にスポブル限定インタビュー
ジャカルタで開催されていた第18回アジア競技大会で、公式公開競技としてアジア大会初のeスポーツ「ウイニングイレブン2018」が行われた。日本代表として出場したSOFIA(杉村直紀)選手、Leva(相原翼)選手のチームは、決勝でイランを破り金メダルを獲得した。その金メダリスト2人がABC朝日放送の番組「eSports Revolution」(10月3日放送予定)にゲスト出演した。収録前の2人に、番組出演の感想、アジア大会、今後のeスポーツなどについてたっぷり話を聞いた。
Q.eSports Revolutionに出演する感想をお願いします。
杉村:自分が関西出身で関西ローカルということもあって、すごい楽しみにしています。家族にやっと見てもらえると思います。
相原:アジア大会が終わってから初めての収録なので、少し緊張しています。でも、本当に楽しみです。
Q.アジア大会で優勝して周囲の反応は変わりましたか?
杉村:世界大会に出場していた時は、友達とかによく言われていたのが「所詮ゲームだろ。ゲームで1位とってもなあ」的なことでした。ただ、メディアにたくさん取材されたりすると見方が変わってきて、祝福の言葉に変わりました。友達の意識も変わってきたと思います。
相原:大会が終わってから、SNSとかでコメントをいただくことが多くなりました。学校での反応も変わりました。
Q.アジア大会にはどのような心境で挑みましたか?
杉村:大会前から色々な方から注目されて期待されている中で、より勝ちたいという気持ちはありました。その分、勝ちたい気持ちが強すぎて空回りした部分があったかもしれません。
相原:日本代表になってから色々なプレッシャーがありましたが、金メダルを目標にしてやってきたので、優勝する気持ちで挑みました。
Q.話は変わりますが、好きな食べ物は何ですか?
杉村:パンケーキです。甘いのが好きなわけではないですが、パンケーキは特別です。
相原:ローストビーフです。前まではフライドポテトが好きでしたが、今はローストビーフの方が上です。
以下は、スポブルから杉村選手個人にご回答頂きました
Q.ゲーム歴はどれくらいありますか?
杉村:小学2、3年生からやり始めたので10年ちょっとくらいです。
Q.ウイニングイレブンにハマったきっかけは?
杉村:兄と一緒にプレイしたのがきっかけです。
Q.実際のサッカーは見たりするのですか?
杉村:はい。ウイニングイレブンをやり始めたくらいの時にガンバ大阪の試合を見に行って、それまでどちらかというと野球が好きだったのですが、その時にサッカーが好きになりました。
Q.実際のサッカーの試合を見て、ウイニングイレブンに活かすことはありますか?
杉村:そうですね。元々はガンバの雰囲気を家でも感じたいと思っていて、1日中あの雰囲気を味わいたいからウイイレをやっていました。それが今となっては、現在のサッカーで流行っているフォーメーションをウイイレで試したりします。そこからアレンジして、より現実からゲーム化していくことがあります。
以下は、スポブルから相原選手個人にご回答頂きました
Q.相原選手のプレイヤー名「Leva」の由来は?
相原:バイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レヴァンドフスキ選手が好きだったのでそこから取りました。自分が本格的にウイイレを始めた時に使っていたチームがバイエルン・ミュンヘンで、そこからバイエルンの試合も見るようになって、どんどん好きになりました。
Q.お二人は、音楽を聞きながらゲームをしますか?
杉村:家だと音楽をかけながらゲームをやります。ガンバの雰囲気が好きなので、応援歌を録音して聞いてあのリズムに乗りながら気持ちを盛り立てます。わりと調子が悪い時はそうしています。試合に入る前はたまに聞いています。ただ、通信量の問題があるのでたまにですが(笑)
相原:試合中は聞かないです。前までは聞いていたのですが、音楽ごとにリズムが違って結構それに合う攻撃をしたりして、音楽に惑わされてしまいますので。
Q.最後の質問になります。今後、eスポーツをどのように伝えていきたいですか?
杉村:まずは、勝つということでeスポーツを伝えていければと思っています。eスポーツを知ってもらった上で、プレイヤーにも注目してもらいたいです。プレイヤーの個性は大切にしていきたいです。例えば、僕の場合ではパスにこだわっていますので、そこに少しでも注目してもらえればと思います。
相原:自分たちは結果を残すくらいのことしかできないので、まずは結果を残すことを大事にしたいです。それで、イベントや大会とかで楽しめるプレイを徐々にお見せしていければと思います。新作はどうなるかわかりませんが、自分はカウンターを持ち味にしていまして、カウンターからの速攻に期待してもらいたいです。
取材・文/スポーツブル編集部
写真/RYOTA