シーズン最終盤に行われる「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた、レース・トゥ・ロンドンが11月初旬に向けて佳境に入りつつある。錦織は現在10位に入っており、残り約1ヶ月で最終戦出場圏内に入れるか注目を集めている。現在までに最終戦…

シーズン最終盤に行われる「Nitto ATPファイナルズ」の出場権をかけた、レース・トゥ・ロンドンが11月初旬に向けて佳境に入りつつある。錦織は現在10位に入っており、残り約1ヶ月で最終戦出場圏内に入れるか注目を集めている。

現在までに最終戦への出場権を獲得しているのは、1位のラファエル・ナダル(スペイン)と2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)そして順位では4位のロジャー・フェデラー(スイス)だ。

錦織は10位につけており、2,565ポイントを獲得。現在、出場圏内に入っている8位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)の3,450ポイントを885ポイントの差で追いかけているところだ。

最終戦前までには、マスターズ1000が2大会、「楽天ジャパンオープン」をはじめATP500が4大会、ATP250が5大会予定されており、錦織はその間に8位以内への食い込みを目指す形だ。

現在のレース・トゥ・ロンドンでは、3位にフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)、4位にフェデラーを挟み、5位にアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、6位にマリン・チリッチ(クロアチア)、7位にドミニク・ティーム(オーストリア)、そして8位のアンダーソンも含めて強豪がそろっており、いずれの選手を逆転するにしてももうひと踏ん張り必要とされる。◇   ◇   ◇

【9月24日付レース・トゥ・ロンドンランキング】

順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1.(1)ラファエル・ナダル(スペイン) 7,480

2.(2)ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 6,445

3.(3)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 4,910

4.(4)ロジャー・フェデラー(スイス) 4,800

5.(5)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 4,365

6.(6)マリン・チリッチ(クロアチア) 3,815

7.(8)ドミニク・ティーム(オーストリア) 3,525

8.(7)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 3,450

9.(9)ジョン・イズナー(アメリカ) 2,930

10.(10)錦織圭(日本/日清食品) 2,565

11.(11)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 1,940

12.(12)ダビド・ゴファン(ベルギー) 1,785

13.(13)ステファノス・チチパス(ギリシア) 1,782

14.(14)パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン) 1,730

15.(15)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 1,710(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」での錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)