「ATP250 メス」(フランス・メス/9月17~23日/室内ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)が第5シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と対戦。第1セットは6-3で錦織が先取し…

「ATP250 メス」(フランス・メス/9月17~23日/室内ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)が第5シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と対戦。第1セットは6-3で錦織が先取した。

両者は今回が初の対戦となる。バシラシビリは現在世界ランキング31位で、自身最高位となっており、7月の「ATP500 ハンブルク」でも優勝して勢いに乗っている選手。「全米オープン」でベスト4入りし、こちらも勢いに乗る錦織がどのようなプレーを見せてくれるのか、注目される。

第1セットはバシラシビリのサービスゲームからスタート。第1ゲームで錦織は40-0から一気に追い上げてデュースに持ち込み、チャンスをうかがう。錦織も粘ったが、5度のデュースの末にしのがれ、ブレークすることはできなかった。しかし、第2ゲームをラブゲームでキープした錦織は、第3ゲームで15-40と2本のブレークポイントを握り、またもバシラシビリを追い詰める。デュースまでしのがれたが粘る錦織がブレークに成功し、1ブレークアップとした。

序盤3ゲームを優位に進めた錦織に対し、バシラシビリも対抗しようとするが、第4ゲームからはお互いにキープの展開となった。

錦織は第6、第8ゲームをラブゲームでキープし、バシラシビリにチャンスを与えない。そしてゲームカウント5-3とした第9ゲームで錦織がラッキーなコードボールとバシラシビリのダブルフォルトで連続でポイントを奪い、30-40とセットポイントを握った。ここはデュースにもつれ込んだが、最後は錦織がラリーを制してブレークし、第1セットを6-3で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」3回戦での錦織圭

(Photo by Elsa/Getty Images)